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2012年01月25日

ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


     ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


 客の”お好み”で焼いてくれるコリアン系お好み焼きの名店
                               名店NO.15 「オモニ」


 行列ができる人気店へ行くのは苦手だが、この店はどうしても再訪したか
った。大阪では珍しい”ワイルド派”の老舗「オモニ」である。

見た目を気にしない自由奔放な焼き方をする”ワイルド派店”は神戸・京都
に多い。生地の上にキャベツをわしづかみにして載せる”べた焼き”タイプ
の店が多いからだが、大阪風まぜ焼きのワイルド派はここだ。


 ◆店の概要
  立地  : 下町住宅街の路地        
  タイプ :  大阪風まぜ焼き         
  焼くのは: 店焼き
  塗るのは: 客塗り
  路地裏度: ★★☆ (コリアンタウン近くの有名店)




ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


 JR環状線鶴橋駅で下り、中央改札口を出て千日前通りを東方向へ進む。
おびただしい数の韓流店がひしめき合っている商店街を冷やかしながら歩く
と、疎開道路に出る。


    ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)

    ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


ここを右折し、まっすぐに南下する。しばらく歩くと広い道が交差するので
左折。右手に不思議な三叉路が現れるので、左側の道を進むと、「オモニ」
の白い看板が見えるだろう。駅から10分ほどで到着。


ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)

ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


ドアを開けると、焼き台の前のおじさんがテーブル席を指してくれた。
空いていたので一安心だ。先客は2組だけだった。
2回目の訪問であるが、前回は大勢で訪問したので焼いているところを見る
事が出来なかった。どんな焼き方をするのかとても興味深い。


   ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)



さて、本日の注文はこれにしよう。豚玉+ゲソ天・じゃがいもトッピング!
これは下町グルメ通の高阪師匠がよく食べていると云う組み合わせだから、
絶対に間違いはないだろう。名付けて「高阪スペシャル」だ。


ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


オモニ流の焼き方をじっくりと見てみよう。

1.混ぜカップに入れたザク千切りのキャベツに少量の粘度のある生地を加え
 て、混ぜながら鉄板上に広げる。
 ここにじゃがいもを小刀でスライスしながら並べ、次に大ぶりなゲソ天
 デンと置き、豚バラ肉をかぶせて並べる。
 最後につなぎの生地を少しだけ垂らしかけた。(厚さ約10センチ)

2.5分後に裏返し、形を整えてからフタを被せた
 思わずハッとした。なぜなら他の分厚いお好み焼きにはフタをしていなか
 ったからだ。スゴイ! 具材によって細かく工程を変えているのだ。
 このまましっかりと7分間待つ。ガマンの子だ。



ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)

    ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)


3.おもむろに後玉用の卵を割って、その上にお好み焼きを乗せ、再度フタを
 した
 。 またまたスゴイ! 慌てない、騒がない。
 ひたすらに美味くなれと、念じながら焼いている。
 やっとフタを取り、表に返して私の鉄板に運ばれた。焼き始めてからジャ
 スト
15分間が経過していた
 (最終の厚さは5センチ)


ワイルドで行こう! 「オモニ」(大阪・鶴橋)
 

寡黙な”焼き手”は、ただ鉄板上の素材が発する色・香り・音に注意を注ぎ、
完成の”時”を待った。
私は、ソースをたっぷりと塗り、マヨを掛けてから粉かつおと青のりを振っ
た。食べる前からちょっと感動している。

いただきます。
                                  (続く)




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Posted by ジミヘン at 08:14│Comments(4)おこのほそ道
この記事へのコメント
こんばんは

新しくなったオモニ!是非行ってみたいです


それと先日オモニでの対談の記事を、
おこ仲間!?仕事仲間が教えてくれました!!

想像よりもとてもスリムでいらっしゃる!(^_^;

~~~タブー無し!

おっしゃる通りと僕も思いました。
Posted by おこマニア at 2012年01月26日 23:50
おこマニアさん、こんにちは。
雑誌の件は、恐縮です。(汗)

やはり大阪のお好み焼きを語るとき、「オモニ」は
はずせませんね。
と同時にコリアン文化とお好み焼きとの密接な関係を
思わずにおれません。
Posted by ジミヘンジミヘン at 2012年01月27日 08:17
文字通り、ワイルドですね。
いや、超弩級と言ったほうがいいのかも。
今頃気づきましたが、タイトルはやはりステッペンウルフでしょうか?
Posted by 夷川下 at 2012年01月31日 18:18
こんにちは。
タイトルは、おっしゃる通り、ステッペンウルフです。
随分となつかしいですね。

ワイルド系のお好み焼き店の代表は、
神戸=すえちゃん、万味、高砂
京都=吉野
大阪=オモニ、脇坂
といったところでしょうか。すべて大好きです。
Posted by ジミヘンジミヘン at 2012年02月01日 08:59
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