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2009年09月11日
きよみ@大阪・住吉大社
おこのミシュラン 84店目
(「きよみ」の油かす玉)

住吉大社の裏手にホルモン系のおいしいお好み焼き店があると聞いて、や
って来た。南海電車住吉大社駅を降りて、左手へ進めばすぐに神社の大鳥居
が見える。名物の太鼓橋は現在修復工事中で、残念ながら見ることができな
かったが、本殿四棟の内、工事をしていない第三本宮にお参りした。
「家族がみな健康でありますように。そして、おいしいお好み焼きが食べれ
ますように!」
神社の裏門を出て、さてどちらへ歩こうかと考える。いつもの動物的な勘で
目的の「きよみ」を探していると、間もなく店の赤提灯が見えた。我ながら
嗅覚が利くもんだ。店内は奥に向かって鉄板が一文字に延びるシンプルなレ
イアウト。カウンターの前に6~7個のイスが並んでいる。私はメニューか
ら「油かす玉」を選んで注文した。
「店は古いんですか?」と店主のおばあちゃんに聞くと、「もう50年以上
やってる。わたし一代で・・」と、意外にも元気の良い返事が返ってきた。
若い頃にアベノからこの地に越してきて、昭和32年に店をオープンした。
それから半世紀、雨の日も風の日もお好み焼きを焼き続けた。
「跡を継ぐ人は?」と訊くと、「こんなしんどい商売はわたしひとりで充分」
と自分に言い聞かせるようにつぶやく。大学を出た孫にこの仕事をやらせる
わけにはいかない。半世紀の苦労がおばあちゃんの脳裏をよぎる。
後の壁を見ると、「50周年おめでとう」の旗が誇らしげに貼ってあった。
さて、焼き方を見てみよう。
1.金属の混ぜカップにみじん切りしたキャベツを入れ、卵を1個割り入れる。
冷蔵庫から生地を取り出して、お玉に半分ほど加え、よく混ぜ合わせてか
ら目の前の鉄板に広げた。
2.次に”油かす”の塊りを包丁でスライスして、5~6個ほどをのせる。
この店は古くから油かすを使っているので、他店よりもうんと安く仕入れ
られると、おばあちゃんは胸を張る。
裏返して、5~6分ほど経過しただろうか、オモテに返してソースを1種
塗り、マヨを絞ってからどうぞ、と言った。
私は粉かつおと青のりをマヨの周りにぐるっと丸く振る。おいしそうだ!
【今回食べたお好み焼き】 油かす玉 500円
■生地 オーソドックスな大阪風のやわらかい生地。キャベツは細か
いみじん切り。
■トッピング 油かすだけが乗る。シンプルで、男っぽい感じがする。
■味 これはイイ! ふわとろ感があって、かすの濃厚な味わいも
ある。そして、”男前の”ヒシウメソースだ。
伊達に50年間やってない。常連さんに支持される味だろう。
■ソース 西成の地ソース「ヒシウメタマリソース」を使用。
■店の雰囲気 店の広さは、6畳間くらい。ひとりでやるにはこれで丁度い
いと店主は言った。なるほど、落ち着ける。
■コスパ 圧倒的に安い。豚玉はなんと350円だ。これ以上良心的な
価格設定はないだろう。おばあちゃん、ありがとう。
◇おススメ度 ★★☆ (満点は三ッ星)
おばあちゃんと結構話し込んでしまった。やや辛口なトーンで
おしゃべりが続く。昨年、病気で何度か店を閉めた。その時、
常連さんが心配してくれた。そして、今もひんぱんに訪れてく
れると言う。
下町の庶民店に歴史あり、おばあちゃんに歴史ありだ。これか
らも、どうぞお元気で!
【お店のデータ】
住所 大阪市住吉区上住吉2
店名 お好み焼き「きよみ」
電話 06-6673-6403
(店の外観)

(油かすをトッピング)

(じっくりと焼きながら、店主とおしゃべり‥)

(ソースを塗ってもらう)

(いただきま~す)

(住吉大社の風景)

(「きよみ」の油かす玉)
住吉大社の裏手にホルモン系のおいしいお好み焼き店があると聞いて、や
って来た。南海電車住吉大社駅を降りて、左手へ進めばすぐに神社の大鳥居
が見える。名物の太鼓橋は現在修復工事中で、残念ながら見ることができな
かったが、本殿四棟の内、工事をしていない第三本宮にお参りした。
「家族がみな健康でありますように。そして、おいしいお好み焼きが食べれ
ますように!」
神社の裏門を出て、さてどちらへ歩こうかと考える。いつもの動物的な勘で
目的の「きよみ」を探していると、間もなく店の赤提灯が見えた。我ながら
嗅覚が利くもんだ。店内は奥に向かって鉄板が一文字に延びるシンプルなレ
イアウト。カウンターの前に6~7個のイスが並んでいる。私はメニューか
ら「油かす玉」を選んで注文した。
「店は古いんですか?」と店主のおばあちゃんに聞くと、「もう50年以上
やってる。わたし一代で・・」と、意外にも元気の良い返事が返ってきた。
若い頃にアベノからこの地に越してきて、昭和32年に店をオープンした。
それから半世紀、雨の日も風の日もお好み焼きを焼き続けた。
「跡を継ぐ人は?」と訊くと、「こんなしんどい商売はわたしひとりで充分」
と自分に言い聞かせるようにつぶやく。大学を出た孫にこの仕事をやらせる
わけにはいかない。半世紀の苦労がおばあちゃんの脳裏をよぎる。
後の壁を見ると、「50周年おめでとう」の旗が誇らしげに貼ってあった。
さて、焼き方を見てみよう。
1.金属の混ぜカップにみじん切りしたキャベツを入れ、卵を1個割り入れる。
冷蔵庫から生地を取り出して、お玉に半分ほど加え、よく混ぜ合わせてか
ら目の前の鉄板に広げた。
2.次に”油かす”の塊りを包丁でスライスして、5~6個ほどをのせる。
この店は古くから油かすを使っているので、他店よりもうんと安く仕入れ
られると、おばあちゃんは胸を張る。
裏返して、5~6分ほど経過しただろうか、オモテに返してソースを1種
塗り、マヨを絞ってからどうぞ、と言った。
私は粉かつおと青のりをマヨの周りにぐるっと丸く振る。おいしそうだ!
【今回食べたお好み焼き】 油かす玉 500円
■生地 オーソドックスな大阪風のやわらかい生地。キャベツは細か
いみじん切り。
■トッピング 油かすだけが乗る。シンプルで、男っぽい感じがする。
■味 これはイイ! ふわとろ感があって、かすの濃厚な味わいも
ある。そして、”男前の”ヒシウメソースだ。
伊達に50年間やってない。常連さんに支持される味だろう。
■ソース 西成の地ソース「ヒシウメタマリソース」を使用。
■店の雰囲気 店の広さは、6畳間くらい。ひとりでやるにはこれで丁度い
いと店主は言った。なるほど、落ち着ける。
■コスパ 圧倒的に安い。豚玉はなんと350円だ。これ以上良心的な
価格設定はないだろう。おばあちゃん、ありがとう。
◇おススメ度 ★★☆ (満点は三ッ星)
おばあちゃんと結構話し込んでしまった。やや辛口なトーンで
おしゃべりが続く。昨年、病気で何度か店を閉めた。その時、
常連さんが心配してくれた。そして、今もひんぱんに訪れてく
れると言う。
下町の庶民店に歴史あり、おばあちゃんに歴史ありだ。これか
らも、どうぞお元気で!
【お店のデータ】
住所 大阪市住吉区上住吉2
店名 お好み焼き「きよみ」
電話 06-6673-6403
(店の外観)
(油かすをトッピング)
(じっくりと焼きながら、店主とおしゃべり‥)
(ソースを塗ってもらう)
(いただきま~す)
(住吉大社の風景)
Posted by ジミヘン at 15:29│Comments(0)
│お好み焼き 大阪府