オオサカジン

グルメ グルメ   | 兵庫県

新規登録ログインヘルプ


「おこ総研」のサイトマップ
◆焼きそば分類表
おこのミシュラン一覧表 ・・・ おススメ店の一覧表(場所別)
関西お好み焼きMAP  ・・・ 「うす焼き・まぜ焼き分布図」
Bグル店一覧表    ・・・ 関西のB級グルメ店を紹介

2009年04月13日

<週刊>おこマガ 第20号 ~昼型店と夜型店


 皆さん、こんにちは。 ジミヘンです。

今朝のマスターズの片山晋呉選手はすごかったですね。
「侍ジャパン・ゴルファー」に見えました。ピカピカ

さて、今回の(おこ研)では「昼型店と夜型店」を取り上げます。
テコ
どうぞ、お楽しみください。



(下町にある昼型店が、やっぱり好きだ)
<週刊>おこマガ 第20号 ~昼型店と夜型店



∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 
         関 西 お 好 み 焼 き 総 研 

    <週刊> 関西お好み焼きマガジン (おこマガ)

             第20号 (2009-4-13)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



 こんにちは、ジミヘンです。

先週は好天に恵まれて、お花見に出かけた人も多かったのではないでしょう
か。私も京都で、名残の桜を楽しみました。

皆さん、お好み焼きを食べていますか? 
お好み焼きは思ったよりも、ヘルシーで身体のために良い健康食だと、確信
しています。どんどんと食べましょう!

さて、今週の(おこ研)では「昼型店と夜型店」を考察します。
どうぞお楽しみください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■お好み焼き店紹介 (おこのミシュラン) 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  あらた@京都・西九条

 お好み焼き店と言うより、多種のホルモン焼きが楽しめる鉄板焼きの店が
今回紹介する「あらた」だ。場所はJR京都駅から南へ6~7分の至近距離
にある。
午後5時、開店直後に入店した。いきなり若い店員が「おおきに~!」と迎
え入れてくれる。元気がいい。正面に長い鉄板があり、左手の小上がりには
4卓ほど鉄板が並んでいる。ゆっくりと飲むには打ってつけの店だろう。
私はウォームアップとして、「今日のおすすめ」の白板から「ウルテ焼き」
を選び、瓶ビール(キリン大瓶)と併せて注文した。店長に訊ねると、”ウ
ルテ”とは(牛の喉の軟骨)のことだという。不思議な部位である事よ。

店長はウルテを玉ねぎ・ビーマンと一緒に炒め、ピリ辛のコチュジャンタレ
で絡めた。そして、横にはたっぷりのキャベツを盛った。軟骨を食べなれな
い私には思った以上にコリコリして硬い。でも、タレの風味はすごく良い。
次に店のイチオシメニュー「あらたお好み(通称:あらた焼き)」を注文し
た。べた焼きをベースにして、「アギ」と呼ばれる(牛のアゴの肉)をタレ
でからめてから乗せ、更に九条ネギをたっぷりとトッピングした。豪華な一
品である。
しばらくすると、店内は若い客で一杯になった。噂通り、かなりの人気店で
ある。かつて、ある人が言った。「お好み焼きはコミニケーション・フード
である」と。一緒に鉄板を囲めば、みんな楽しくなる。
”おこのミニケーション”バンザイ!!


【今回食べたお好み焼き】 あらた焼き 950円 
■生地    ダシが効いた生地に千切りキャベツを乗せる。
■トッピング 中華麺を少量のせ、キャベツの上にはイカ・ちくわ・天かす
       を置いた。焼きあがった後に「アギのタレ焼き」と九条ねぎ。
■味     生地がややゆるい。ソースとホルモンタレは甘口。
■ソース   基本のソースは甘い。辛いソースを頼むのを忘れていた。
■店の雰囲気 鉄板居酒屋の雰囲気。元気があってイイ。グループでワイワ
       イやる店である。
■コスパ   かなり豪華な内容なので、この値段になるのだろう。
      

◇総合評価 ★★  (満点は三ッ星)
      正直に言って「ホルモン初心者」の私はうろうろしていた。
      スジやホソは、なんとか理解できるが、アギやウルテになると、
      ちょっとしんどい。期待したアギはかなり細かく切ってあった
      ので、その風味がよく分からなかった。
      もっと「ホルモン」の勉強をしてから再訪したいと思うが、痛
      風持ちの身としては、ちょっとプリン体摂取が多すぎるかも‥。
    

【お店のデータ】
住所  京都市南区西九条院町24-4
店名  お好み焼き「あらた」  
電話  075-661-5444

ブログでの紹介 => http://okosoken.osakazine.net/e172837.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■読者アンケート募集  (おこレポ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●(家おこ)地ソース研究  
     ツヅミソース@大阪・羽曳野
    =============================
   
  ”スルッとKANSAI”の情報誌「遊びマップ」(2009年2月号)に、
  「地ソースをめぐる旅」という特集がありました。
  関西各地の地ソースメーカー8社を訪ね歩くというマニア必見の内容で
  す。その中で、私ジミヘンが注目したソースが、「ツヅミ食品のツヅミ
  いちじくソース」でした。
  地元羽曳野の特産である”いちじく”をブレンドした甘くフルーティー
  な逸品とのこと。これは、是非とも賞味したい。

  ということで、早速ネット通販で購入し、試食です。
  味の違いを明確にするために他の”大阪地ソース”3種を用意しました。
  さて、”利(き)きソース会”の開始です。


  1.ツヅミいちじくソース@大阪・羽曳野
-------------------------------------
    ・甘くまろやかであり、且つスパイシーな風味が素晴らしかった。
  2.ツヅミお好み焼ソース@大阪・羽曳野
    ・昔なつかしいお好み焼き屋さんのソース。力強い味がする。
  3.大黒フルーツソース@大阪・福島区
    ・濃厚な甘みはやはり、フルーツ感たっぷりだ。
  4.ヒシウメタマリソース@大阪・西成区
    ・甘みを抑えた大人のテイスト。下町情緒の香りが漂う。


  今回の主役である「いちじくソース」は、思った以上に満足できるソー
  スだった。ラベルを見ながら食べているので、どうしても贔屓したくな
  るのかも知れないが、よくバランスが取れている。
  大阪が誇れる「地ソース」のひとつだろう。

  ブログでの紹介 => http://okosoken.osakazine.net/e177002.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■お好み焼き研究  (おこ研)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 昼型店と夜型店

▼今回の(おこ研)では、お好み焼き屋の「昼型店と夜型店」について考察
する。なんだ面白くない、とお思いの方もいるでしょうが、少し耳を傾けて
ください。
お好み焼き店を分類するとき、まず「立地」という切り口がある。
ひとつは「下町の住宅地」であり、もうひとつは賑やかな「繁華街や商店街」
である。両者の成り立ちや店作りのコンセプトはかなり違っている。

前者の「下町の住宅地立地店」は、駄菓子屋が原形である。終戦後、亭主の
稼ぎだけではおぼつかないと考えた主婦(おばちゃん)が自宅の片隅で小さ
な駄菓子屋を始める。近所のハナタレ小僧を相手にしたささやかな商売だ。
子供たちは、学校から戻ると10円玉を握りしめて駄菓子屋へ走る。景品が
当たるクジのついた飴や、今から思うとふしぎな駄菓子を買って、友達とワ
イワイ楽しんだものだ。映画「三丁目の夕日」の世界だ。

やがて、駄菓子屋の一角に鉄板が置かれ、お好み焼きを焼くようになる。片
手鍋に水で溶いたメリケン粉と刻んだキャベツを混ぜ入れただけのシンプル
なものだ。それを熱した鉄板に広げて、ちくわか何かをのせる。豚肉や卵が
乗るのはずっと後のことだ。最初は店名などなかったが、やがて「あっちゃ
ん」「すえちゃん」「よっちゃん」のように、おばちゃんの名前で呼ばれる
ようになる。下町住宅地に立地する店は、皆こういった歴史をもっている。


▼さて、続いて後者の「繁華街・商店街立地店」は、ごく一般的な飲食店の
一形態である。個人経営の店が評判をとると、客が増えて支店を出す。やが
ては大きなチェーン店に成長するところも出てくる。そして、ビジネスとし
て成長するには酒類の売上げがキーポイントになるので、昼型店から徐々に
夜型へシフトしていく。場所によっては、深夜まで営業をする店も現れる。

長々と書いてきたが、「立地」と「営業時間帯」の切り口を組み合わせれば、
その店の雰囲気を伝えることができる。だから、(おこのミシュラン)一覧
表における店舗分類は、「下町昼夜型」「繁華街夜型」といった具合にした。
面白いと思ったのは、お昼時間にしか営業しない「下町昼型」の京都東九条
「林」であり、朝から営業している「下町朝昼型」の神戸・春日野道「より
ちゃん」であった。
私ジミヘンは無条件に「下町昼型」が好みである。気取らずにゆっくりのん
びりと、”ひとり昼酒”を愉しめるところが嬉しい。

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

【編集長】 関西お好み焼き総合研究所代表
      ジミヘン   jimihen@a-net.email.ne.jp
 ホームページ(ブログ)
             http://okosoken.osakazine.net/

■このメールマガジンはインターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
 発行しています。
■メール配信の登録・解除は、まぐまぐhttp://www.mag2.com
からお願いします。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞




同じカテゴリー(メールマガジン(おこマガ))の記事画像
大阪風と広島風の境界線を探る旅  ~その2
大阪風と広島風の境界線を探る旅  ~その1
「関西お好み焼き総研」がリニューアル!?
「2010 関西おこデミー賞」発表!!
(おこマガ)第59号 ~(家おこ)特集
(おこマガ)第58号 ~これからの(おこマガ)について
同じカテゴリー(メールマガジン(おこマガ))の記事
 大阪風と広島風の境界線を探る旅  ~その2 (2013-07-01 07:55)
 大阪風と広島風の境界線を探る旅  ~その1 (2013-06-24 07:58)
 「関西お好み焼き総研」がリニューアル!? (2010-04-05 08:24)
 「2010 関西おこデミー賞」発表!! (2010-03-01 08:15)
 (おこマガ)第59号 ~(家おこ)特集 (2010-01-18 08:07)
 (おこマガ)第58号 ~これからの(おこマガ)について (2010-01-04 08:08)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。