関西お好み焼き総研＋

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　　　　　　　　　　　関西お好み焼き総研＋（プラス）　

　　 　　ジミヘンの焼きそば研究　「焼きそばパラダイス」

　　　　　　　　　　　　 第３号 (2012-7-2)

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　皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

　深夜ＴＶ「このへん！トラベラー」で、チュート・ノンスタの４人が石橋
駅界隈を散策していましたね。
池田市は日清食品の発祥の地なので、飲食店の店頭に「チキンラーメンあり
ます。」の張り紙が‥。どうやら、町おこしの一環として名物を作りたいと、
こんなプロジェクトをスタートさせたらしい。

寿司屋の締めにチキンラーメンを出したり、砕いたチキンラーメンを衣にし　　　　　　
た串カツがあったりと、店はそれぞれ独自のアイデアで苦労をしているよう
だ。
ラーメンで町おこしをしている町は全国に多いが、インスタント麺で町おこ
しは、ここだけだろう。


　　　　　

　　　　　
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　■焼きそば研究
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　あんかけ焼きそば（金あん）


▼中華焼きそばの分類は多様だが、”あん”を掛けるか掛けないかという視
点がある。

筆者が今まで一番多く食べて来たのは三宮「ミンミン」の焼きそばだが、こ
れはタンメンと同様に、必要最小限の肉とたっぷりの野菜が入った絶品焼き
そば。あんかけにしない醤油風味の味付けで、ソフトで香り高い一品である。

「餃子の王将」西宮北口店の焼きそばも結構イケる。
もちもちとした太麺とあっさりとした醤油味は飽きない美味さだ。おまけに、
３８０円という価格設定も魅力だろう。


　　　　（王将の焼きそば）
　　　



”あん”が掛からない中華焼きそばには「香港焼きそば」というのもある。
元町・南京町でヒイキにしている「雅苑酒家」へ行くと、必ずこれを注文し
て、家族と楽しむ。


　　　（ミンミンの焼きそば）　　　　　　　　　　　　　　（雅苑酒家の香港焼きそば）
　　


▼さて、今回のテーマである”あんかけ焼きそば”を考察する。
こちらはスープの旨さと麺のコラボを楽しむ料理だから、どちらかと言えば、
Ａ級グルメの範疇に入るのかも知れない。

サラリーマン時代によく食べたのは、大阪「青冥（ちんみん）　」の甘く濃厚
なあんかけ焼きそば。オイスターソース風味（金あん）のあんかけが美味し
かった。
阪神デパート地階の「蓬莱」のあんかけ焼きそば（銀あん）は甘過ぎるのだ
が、疲れたときに食べたくなった。

考えてみれば、最近は海鮮・塩風味の「あんかけ（銀あん）焼きそば」ばか
り食べていて、金あんはご無沙汰だ。
今度、大阪へ出たとき、久しぶりに「ちんみん」をのぞいてみようかな。



次回は、太麺＋甘いソースの「大阪焼きそば」を取り上げる予定です。