関西お好み焼き総研＋

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　　　　　　　　　　　関西お好み焼き総研＋（プラス）　

　　 　　ジミヘンの焼きそば研究　「焼きそばパラダイス」

　　　　　　　　　　　　 第１号 (2012-6-18)

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　皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

　久しぶりにブログ連載を再スタートしました。
今回は、のんびりお気楽にやっていこうと思っています。　　　

テーマの「焼きそば」は、祭りの屋台などで食べる超庶民派グルメです。
紹介する店も決して”名店”ではなく、たまたま入った店だと思ってくださ
い。
では始めましょう。


　　　　　


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　■焼きそば研究
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　神戸そば焼き

▼関西におけるソース焼きそばを”おこ総研”流に分類すれば、こうなる。

　・太麺を使い、甘いソースで味付けする「大阪焼きそば」
　・細麺を使い、たっぷりの千切りキャベツと混ぜる「神戸そば焼き」
　　ソースを客が後がけする「ソース後かけ方式」の店もある。

この違いを、両エリアのお好み焼きと対比してみると、面白い。

　・卵を混ぜ込み、ふっくらと焼きあげる「大阪まぜ焼き」
　　豚玉が主流であり、甘いソースを店側が塗る。

　・素朴な薄焼きに、牛すじ肉を甘辛く炊いた”スジコン”を乗せて焼く
　　「神戸焼き」
　　スパイシーでピリッと辛い”どろソース”を、客が塗る店が多い。


　　　（新長田「いりちゃん」のそば焼き）
　　　


▼筆者は、神戸のお好み焼き屋で、焼きそばを注文することは滅多にない。
薄焼きのお好みがおいしいし、モダン焼きがおいしい。そして、”そばめし”
もある。

「長田本庄軒」さんの”ぼっかけ焼きそば”などの新興勢力は、トレンドを
研究しているので歯応えのある太麺を使い、スジコンをたっぷりと加えて、
若者を惹きつける。
しかし、古くからのファンは新長田「いりちゃん」の”そば焼き”が神戸ら
しい焼きそばだと言うだろう。
細い麺を使い、たっぷり過ぎる程のキャベツを混ぜて焼く素朴な”そば焼き”
は、買い物帰りの主婦や学校帰りの学生にピッタリのおやつだ。
「焼きそば」なんて、ワンコイン以下で食べるもんだ。神戸っ子はそう思っ
ている。


　　　（「長田本庄軒」のぼっかけ焼きそば）
　　　


次回は、「台湾焼きそば」を取り上げる予定です。