関西お好み焼き総研＋

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジャンル：１－４　洋食系－一品料理

（平岡食堂の「煮込みポーク定食」）



　神戸在住のブロガー諸氏がこぞって推薦する庶民派洋食店「平岡食堂」を
訪ねた。つい最近までレトロ感たっぷりの老舗として取り上げられていたが、
中央市場の建て替えに伴って店舗も一新されたようだ。

三宮から市営地下鉄海岸線に乗り、４つ目の「中央市場前」駅で降りる。駅
のすぐ上が神戸市中央卸売市場になっており、その２階に飲食店街があった。

目指す店は、赤い看板に「洋食　ひらおか」とあり、喫茶店風のキュートな
佇まいである。店内も明るく清潔な印象だ。メニューをながめると、「とん
かつ定食」などの定食類があり、「中華そば」「オムライス」などの単品メ
ニューが並ぶ。洋食と中華が混在しているところが、この店の面白いところ
だ。セットメニューを見てみると、こんな組み合わせがあった。〔中華そば
（又はワンタン）＋やきめし・チキンライス・カレーライス〕
彦摩呂風に言ってみる。「洋食と中華のクロスオーバーやあ！」

さて、何にしようか思案する。噂のビーフカツレツは単品メニューでコスパ
が良くない。ここは、変化球だが「煮込みポーク定食」にしてみよう。

【今回食べたＢグルメニュー】　煮込みポーク定食　７８０円


【レビュー】
　　　　　　間もなく煮込みポークのプレートとライス、スープが運ばれて
　　　　　　きた。なかなか豪華な感じがする。
　　　　　　ポークを最初に味わう。肉はふっくらとしてデミソースの風味
　　　　　　も良い。付け合わせとしてスパゲティと千切りキャベツがつく。
　　　　　　練り辛子・自家製マヨ・福神漬が自由に取れるのもうれしい。
　　　　　　スープはラーメン・スープだった。鶏ガラダシの濃厚なスープ
　　　　　　で、実にウマイ。

　　　　　　数年前の神戸新聞にこんな紹介記事が載った。
　　　　　　『神戸市中央卸売市場内に、戦後間もない一九四八年、店を構え
　　　　　　た。以来五十八年、神戸市民の胃袋を支える市場とともに歩み、
　　　　　　新鮮な魚や野菜を取り引きするため未明から集まる仲買人や飲食
　　　　　　業者たちの肥えた舌を満足させてきた。』
　　　　　　いつまでも、市場を元気にする食堂であり続けてください。


◇おススメ度　★★☆　　（満点は三ッ星）
　　

【お店のデータ】
住所　　神戸市兵庫区中之島２－１－２　神戸市中央卸売市場内
店名　　「平岡食堂」　　
電話　　０７８－６７２－７１２４



















（明るい店内）


（定食が整いました・・）


（うまそうだ！）


（飲食店街はのんびりムード・・）