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2011年08月01日

ジミぶらマガジン 「和田岬・笠松商店街」


ジミぶらマガジン 「和田岬・笠松商店街」


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           関西お好み焼き総研+(プラス) 

      「ジミヘンのぶらり下町食べ歩き」 (ジミぶら) 

             第16号 (2011-8-1)

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 皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。



「驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
 猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ・・。」


平清盛について考えていると、ホリエモンの顔が浮かんできた。


清盛は日宋貿易の重要性を見て、兵庫津を拡張整備し、理想都市を創ろう
とした。世界に目を向けたベンチャー精神にあふれていた。
しかし、天皇の外戚となって栄華を誇り、貴族化した点を突かれて
「敗者」となった。

一方、六本木ヒルズの高層階に暮らし、テレビ局の改革に着手しようとした
ホリエモンは、一部の人から危険視された。
そして、モヒカン刈りになって収監された。

出る杭は打たれる。
リッチな暮らしをすると、反感を買う。

清盛もホリエモンも「そないに、悪いことしたんやろか?」



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 ■ジミヘンの関西下町研究 
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 和田岬・笠松商店街

▼ぶらり下町食べ歩きで撮った写真をつなぎ合わせて「フォトムービー」
にしてみました。どうぞ、ご覧ください。

    「和田岬・笠松商店街」(ユーチューブ動画)

      => http://www.youtube.com/watch?v=aYhyDW7-tGc


    



▼幻の「福原京」

福原京はどこにあったのだろう?
歴史の教科書に登場する「福原京」が現在のどの地域にあったのか知らな
い。まさか風俗店がひしめく現在の「福原」ではないだろう‥。


ネットで探してみた。「神戸市文書館」のHPにはこうあった。

『◇摂津福原
兵庫区のうち、旧湊川の中流域を中心とした地域。応保2年(1162)
、平清盛は家司藤原能盛に命じて八部(やたべ)郡一帯の検注(年貢・官
物を確保するために行う土地調査)を行わせており、それとともに福原も
平氏の支配下に入ったものと見られる。仁安3年(1168)、清盛は出
家すると六波羅の邸を重盛に譲り渡して福原に移り、隠棲生活を送った。
嘉応2年(1170)清盛が後白河法皇を宋人と会わせたことが知られる
ように、清盛はここを拠点として宋との貿易を行っていたと考えられ、治
承4年(1180)には天皇以下が行幸し、さらに都造りが試みられた。
しかし、寿永2年(1183)、平氏政権が崩壊し、平氏一門が都落ちする
と、 平宗盛らはこの地に火を放ち、邸宅や市街は焼き払われた。』


このサイトには「発掘された福原」として、兵庫区荒田町の遺跡・兵庫区
平野上祇園町周辺に広がる遺跡・兵庫区雪見御所町の雪見御所遺跡などが
紹介されている。
つまり、「福原京」とは現在の湊川・湊山辺りを中心とする相当広範なエ
リアを指すと考えられる。

「幻の都、福原京」は私たちのロマンをかきたてる。



▼清盛の人物像

『◆歴史とは、時代と共に変化していく「過去評定」のようなものだ。限ら
れた書物や文献から史実を空想する。当然、時代の為政者の意向を反映する。
例えば、平清盛という人物。権力欲に取りつかれた横暴で、かんしゃく持ち
の極悪人を想像する。だが、それは鎌倉時代に書かれた「平家物語」のイメ
ージを現代にまでひきずっているだけのように思える。別の文献によれば、
身分の低いものにも優しく、気配りや思いやりのある姿が描かれている。つ
まり、歴史とは意図を持って書かれる一面を持つということだ。』



これは私が以前、「龍馬の実像」というテーマで書いた文章の一節である。
ここで言いたかったのは”真に客観的な歴史書というものはない。ほとんど
は或る意図を以て書かれている”ということである。

「日本書紀」や「古事記」がある一定の価値を持ちながら、”ほんまかいな
?”という懐疑的な気分にさせるのは、それが勝者によって作られた書物で
あるからだ。
誰もが自身の回顧録を書く場合、イヤなことは切り捨て、誇らしいことは針
小棒大に書きたがる。それは、当然のことと言える。

後世の人が過去の人物を評定するとき、世に喧伝されている噂話をむやみに
信じ込むのは控えるべきである。その人物の行動が歴史のうねりをどう変え
ていったのかに注目をすべきであろう。

来年度の大河ドラマは「平清盛」である。
松山ケンイチ君がどのような青年・清盛を演じてくれるのか、今から楽しみ
にしている。





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Posted by ジミヘン at 07:50│Comments(0)ジミぶらマガジン
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