関西お好み焼き総研＋

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　　　　　　　　　　　関西お好み焼き総研＋（プラス）　

　　 　　　「ジミヘンのぶらり下町食べ歩き」（ジミぶら）　

　　　　　　　　　　　　 第１号 (2011-4-18)

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　皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

　今回から「ジミぶら」が始まります。
「せのぶら」のパクリのようですが、なんとか独自のカラーを出していきた
いと思っています。

　神戸に生まれ育った筆者はハッキリ言って大阪の地理に疎い。堂島に長く
勤務していたとはいえ、市内の点と点の位置関係がなかなか分からない。
長堀通から空堀（からほり）にかけての一帯も今まで余り縁のないエリアで
した。


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　■ジミヘンの関西下町研究　
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　空堀商店街

▼空堀ぶらり歩きで撮った写真をつなぎ合わせて「フォトムービー」にして
みました。どうぞ、ご覧ください。

　　　　「空堀商店街」（ユーチューブ動画）

　　　　　　＝＞　http://www.youtube.com/watch?v=UvkspKgpXSo

　　　　


▼「空堀（からほり）」というユニークな地名の由来は何か？　
例によってネットで調べてみた。
『豊臣秀吉が大阪城を守るために築いた各方面の堀のうち、この空堀周辺に
あった南惣構堀は水を入れない空（から）の堀であったことが、この空堀と
いう地名の由来となっています。』

そして、空堀商店街についてはこうあった。
『大坂冬の陣後に埋立てられた大坂城南惣構堀の遺構である空堀通の西半分、
上町筋から松屋町筋に至る中央区側の東西約８００ｍの商店街。
上町台地、空堀遺構の窪地、江戸時代の瓦土取場が影響し合い、起伏に富ん
だ地形となっている。さらには、大阪市街において米軍による空襲から免れ
た数少ない地区であり、昔ながらの長屋などが密集し、狭い路地が複雑にめ
ぐっている。』

ふむ、知らないことばかりだ。そもそも”上町台地”という存在を今回初め
て知った。小説「プリンセス・トヨトミ」のお陰だといえよう。


▼谷町筋で見かけた「近松門左衛門の墓」も同様に調べてみた。
大阪観光めぐりのサイトのタイトルは「浄瑠璃を戯曲に高めた日本のシェー
クスピア」だった。

『元禄時代を代表する浄瑠璃・歌舞伎作家として活躍した近松門左衛門。
「曽根崎心中」や「心中天網島」、「女殺油地獄」、「国性爺合戦」など、
世話浄瑠璃に傑作が多く、１７２４年（享保９）に７２歳で亡くなるまで、
１３０以上の作品を残しています。
　お墓は当初、法妙寺の境内にありましたが、１９６７年（昭和４２）の谷
町筋の拡張に伴い、同寺が大東市に移転することになりました。しかし国指
定史跡でもあった近松門左衛門のお墓は、地元の人々の熱意もありこの地に
残りました。 』