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2010年05月03日
Bグル号探検記マガジン 「チキンカツ」
おはようございます。(おこ総研)のジミヘンです。
今年のGWは、好天に恵まれで気持ちがいいですね。

どこか公園にでも行って、冷えた白ワインをキュッと飲みたい気分です。
(ん? オヤジの発想だな)
さて、今回の研究テーマは安くて美味い「チキンカツ」です。
どうぞ、お楽しみください。
(マイフェイバリット 「とん龍のチキンカツ」)
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関西お好み焼き総研+(プラス)
「Bグル号探検記」マガジン (関西Bマガ)
第3号 (2010-5-3)
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皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。上海万博も、奈良遷都祭も盛り上が
っているようです。皆さんはどこかへ遊びに行きましたでしょうか?
さて、(おこ総研)が発信しております「Bグルワールド」は、如何でしょ
うか? ”独断と偏見”で運営している本ブログですが(汗)、皆さんのご
感想やご提案がありましたら、どうぞお寄せください。
今回の研究テーマは、洋食の中ではややマイナー「チキンカツ」です。
どうぞ、お楽しみください。
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■Bグル号探検記 (関西B探)
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しき浪@大阪・日本橋 【チキンカツ】
ジャンル:1-1 洋食系-カツ
”サクサク衣”のチキンカツを求めて、大阪ナンバまでやってきた。目指
すのは大阪屈指の洋食の名店「しき浪」さんだ。お笑いの殿堂”NGK”か
ら東方向へ5分ほど歩いたところに、この店はある。
久しぶりの訪問であるが、店に入るとなぜか懐かしさを感じる。レトロな空
間が緊張をほどいてくれる。左側に長いカウンターがあり、中ではベテラン
のコック5人が元気よく調理している。右側にはテーブルが3卓ほどあるが、
常連客はさっさと2階に上がっていった。
私は「チキンカツとライス」を注文してから、メニューをながめる。A・B
ランチはお得感のあるセットメニューで、多くのお客さんが注文していた。
そして、ハンバーグも人気が高い。私が注文したチキンカツの単価は意外に
もビーフカツと同じだった。これは逆に、期待できるぞ!
10分間ほどが経って、運ばれたカツは黄金色のソースをまとい、実にうま
そうだ。「辛子をつけますか?」と訊かれたので、勿論付けてもらうことに
した。
【今回食べたBグルメニュー】 チキンカツレツ 1,100円
【レビュー】
前回、私は”カツの3原則”を挙げた。衣・下味・デミソース
の3つである。今回、衣はやや平凡であったが、下味とデミソ
ースは完璧だった。特に抑制が効いたマイルドなデミソースは、
流石に老舗の底力を感じさせた。
更に面白いと思ったのは、「ナイフとフォーク」「サラダに載
ったスライス・レモン」「練り辛子」など。この店のこだわり
と誇りを垣間見るような気がした。
堂々たる、文句なしの三つ星店である。
◇おススメ度 ★★★ (満点は三ッ星)
【お店のデータ】
住所 大阪市中央区日本橋2-5-9
店名 グリル「しき浪」
電話 06-6631-7530
ブログでの紹介 => http://okosoken.osakazine.net/e275124.html
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■関西Bグル研究 (関西B研)
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チキンカツ
▼B級グルメ・洋食系のトップバッターに指名したのは「チキンカツ」だ。
ビフカツも、ポークカツも好きだが、美味さとコストパフォーマンスに優れ
ているのが、「チキンカツ」であると思うからだ。
鶏もも肉のジューシーで甘い肉質、適度な歯ごたえは私を魅了して止まない。
デパ地下や市場の鶏肉店で「朝びき地鶏」という札を見ただけで、目が釘づ
けになってしまう。
さて、こんなにも「チキンカツ」に惹かれるのには訳がある。きっかけは、
広島へ単身赴任していた時期にさかのぼる。広島市の中心、八丁堀に職場が
あったので、近くの「肉のますゐ」へ足繁く通った。
この店の1階部分には精肉店が併設されていた。つまり、お肉屋さんが経営
する食堂だ。すき焼きと洋食が評判の老舗だったが、私は専ら安くてうまい
洋食ばかり食べていた。
広島市は太田川の三角州上に拓かれた町なので、地代が高く家賃も高い。
よって物価は総じて高いと言えるが、そんな中にあって「ますゐ」のサービ
ストンカツランチは(多分、現在でも)350円だった。サクッと揚がった
トンカツに、地元の人が「ますゐソース」と呼ぶ魔法のデミソースがたっぷ
りかかり、ライスまでついてこの値段だ。安すぎる! コスパ日本一のラン
チかも知れない。
この店で、私はチキンカツをよく食べた。残業をした後のチキンカツとビー
ルは私を癒し、元気づけてくれた。
▼そしてもう一軒、私を魅了した店がある。今度は加古川市へ単身赴任をし
ている時に通った洋食店だ。JR姫路駅ビルの地下に小さな飲食店街があっ
て、その隅っこに目立たないとんかつの店「とん龍」を見つけた。
チキンカツを注文すると、無口な老店主は油がたっぷり入った鍋の前に張り
付いて、動かない。10分間以上が経過した頃、ようやく私の前にプレート
が運ばれる。そのカツの衣はコワイくらいに粒だち、黄金色をした自家製デ
ミグラスソースがかかっていた。
この店のチキンカツは私を完全にノックアウトした。洋食屋のカツの概念を
変えた。充分な揚げ時間がカツを本物の味に変えるということを私に教えた。
その後も、頻繁に通った。長い待ち時間が私の「愉しみ」に変わった。
▼さて、関西における洋食屋事情を俯瞰してみよう。
最初は何と言っても神戸。ハイカラな洋風文化を受け容れて発展した港町・
神戸にはたくさんの洋食屋がある。A級どころでは、「欧風料理もん」や「
グリルミヤコ」、庶民的なところでは「赤ちゃん」や「グリル一平」などが
人気だ。
大阪にも老舗「重亭」「しき浪」があり、オムライスの「北極星」やコロペ
ットの「ネスパ」など個性的な店が人気を得ている。
一方、京都はいわゆる花街で愛された「旦那洋食」と「学生街洋定食」が特
徴だと言われる。テレビでよく見る「グリルアローン」の巨大オムライスな
どは学生さんへの(母のような)愛情を感じずにはいられない。
さて、「チキンカツ」だけに限らず、様々な洋食をこれからも取り上げてい
きたいと思っている。
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【編集長】 関西お好み焼き総合研究所代表
ジミヘン jimihen@a-net.email.ne.jp
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Posted by ジミヘン at 08:04│Comments(0)
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