関西お好み焼き総研＋

　おはようございます。ジミヘンです。

　随分と肌寒くなりました。お好み焼きがますます美味しくなる季節です。　　
みなさん、もっとお好み焼きを食べましょう！

さて、（おこのミシュラン）が１００店舗を達成しましたので、そのデータ
を使って「府県別うす焼き店比率」を調べてみましょう。　


　　※「おこのミシュラン一覧表」を場所別（府県市郡別）にＳＯＲＴ
　　　　し直しました。
　　　　これにより、地区別の「うす焼き店比率」が分かりますよ。

　　　　　　　　おこのミシュラン一覧表（府県別）



●関西における「うす焼き店比率」

１年間に亘って「おススメお好み焼き屋１００店」を紹介してきた（おこの
ミシュラン）ですが、そのまとめとして「府県別うす焼き店比率」を報告し
ておきたいと思います。
この研究所を立ち上げた最大の目的は、関西におけるお好み焼きの”多様性”
とその分布状況を調査・研究することにありました。

１００店程度では、その実態をすべて正確に反映していないかも知れません
が、大きな傾向は読み取れるものと確信しています。


（のせ焼きも、べた焼きも旨い！）




（おこ総研）調査報告
　　【関西における「うす焼き店比率」】
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　◆大阪府・・　１１％（　４店／３５店）
　　　　　　　　このエリアは、そのほとんどが「まぜ焼き文化圏」である。
　　　　　　　　「うす焼き」の存在は、岸和田浜地区等でしか見られない。
　　　　　　　　そんな中にあって、北区中崎町の「どんどん亭」さんは、
　　　　　　　　稀有な存在。


　◆兵庫県・・　４４％（２１店／４８店）
　　　　　　　　このエリアは、まさに伝統守旧派（うす焼き）と関西主流
　　　　　　　　派（まぜ焼き）が”せめぎ合い”をしている激戦地区であ
　　　　　　　　る。
　　　　　　　　神戸市中央区を境にして、西は「うす焼き」、東は「まぜ
　　　　　　　　焼き」という図式であるが、飛び地が多々あって単純では
　　　　　　　　ない。
　　　　　　　　（詳しくは、関西お好み焼きＭＡＰを参照）


　◆京都府・・　６９％（　９店／１３店）
　　　　　　　　このエリアは、地元庶民店と繁華街立地のチェーン店で、
　　　　　　　　まったく違った顔を見せる。
　　　　　　　　「京都九条系」を初めとする地元密着型の庶民店は「うす
　　　　　　　　焼き」が多いが、繁華街立地の店は「まぜ焼き」や「ニュ
　　　　　　　　ーウェイブ系」がほとんどである。
　　　　　　　　今回の調査で、うす焼き比率が高かったのは、調査員が「
　　　　　　　　下町の名店好み」のため。


　＜注意＞・焼きそば専門店や広島風お好み焼き（重ね焼き）の店など
　　　　　　　　は統計から除外した。
　　　　　　　・「まぜ焼き」「うす焼き」の両方をメニュー化している店
　　　　　　　　については、当日調査したお好み焼きを主要な対象とした。
　　　　　　　・内容に間違いや疑義がある場合は、（おこ総研）まで連絡
　　　　　　　　をお願いします。