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2013年03月27日
【天丼】 天富@大阪・北新地

ネットを調べていて、こんな天丼をを出す店を見つけた。それはランチ限定の「関
東風海老天丼」。北新地の名店ランチは、高品質・低価格で評判が高い。
昼前の新地本通りは、酒や食材を運ぶクルマが行き来して、華やかな夜とは趣き
が違う。大きな飲食複合ビルの前に今回目指す「天富」のアイキャッチディスプレー
を見つけた。
ビルの2階に上がると、雰囲気のある天ぷら屋があった。気分が高揚する。
店内はシンプルな造りである。カウンター前に10席ほどと、テーブル席、そして座
敷もある。
お昼のメニューは天丼だけのようで、ほどなく実直そうな職人が作り始める。
目の前の天ぷら鍋に海老を泳がせ、野菜を泳がせる。タイミングを見計らって、引
き揚げたタネを天つゆにじゃぶんと浸けてから、丼めしの上に置いた。
オオ、イイじゃないか。否が応にも期待が高まる。
職人さんが丼を手渡してくれた。丼の上には大きな海老が2尾と、小さめの玉ねぎ・
かぼちゃが載っている。
ん? 海老の衣のサクサク感がやや不足。丼つゆがイヤに甘い。そんな筈はないだ
ろう・・。どんどんと食べ進むが、挽回してこない。
関東風天丼の特徴は「香ばしいごま油の香り」と「甘辛い丼つゆ」だと思うが、そのど
ちらもが中途半端だった。ごま油の比率が少なく、丼つゆの醤油の香りが不足してい
た。
筆者の期待が大き過ぎて、ハードルが上がりすぎていたのかも知れない。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => つゆかけ丼 =>天丼
価格帯 :A (1000円台以上)
特徴 :北新地に店を構える高級天ぷら屋がランチタイムに比較的手頃な
天丼を提供している。大阪では珍しい「関東風天丼」だ。
満足度 :★★☆
◇天ぷら「天富 」
大阪市北区曽根崎新地1-5-2
関東風海老天丼 1,000円
(味噌汁・漬物付き)
2013年03月22日
【和風変わり丼】 とようけ茶屋@京都・北野天満宮前

京都・北野天満宮の梅見に出かけた。今まで京都の寺社仏閣をかなり訪
れたが、「北野の天神さん」へ行っていないことに気がついた。
最寄の駅を調べると、JR円町駅が良いとのこと。天満宮へはかなりの距離
があるが、電車と徒歩で行くことに決定。
空気は冷たいものの素晴らしい天気になったこの日、円町駅に降り立った。
西大路通りを北上し、京福電鉄の駅を見て右折。しばらく歩くと神社の大き
な鳥居が見えた。
折角だから門前の有名豆腐料理店「とようけ茶屋」で、昼食をとることにする。
開店前であるが既に行列ができていた。覚悟を決めて後ろへ並び、アイポッ
ドの落語をスタンバイする。今回は小さん師匠の”ちりとてちん”にしよう。
しばらくすると、2階の席へ案内され、注文もできた。このシステマチックな対
応は大繁盛店のノウハウなのだろう。
結局、並び始めてから30分ほどで「生ゆば丼」が配膳された。
付きだしに出されたのは、賽の目にカットした豆腐にオリーブ油とドライバジ
ルが掛かったような一品。なかなか乙なものだ。
そして、名物の生ゆば丼。丼めしに生湯葉の餡が掛かっている。ビジュアル
は綺麗なものだ。陶製のレンゲですくっていただく。うむ、出汁の風味が効い
た醤油餡で美味いが、かなり甘い。
相席のおばちゃんもつぶやいた。 「思ったよりあまいわねえ・・・」
湯葉の下から甘辛く炊いた椎茸が顔をのぞかせた。おろし生姜の風味が良い
アクセントになっている。甘さを抑えるために、漬物を乗せ、吸い物をすする。
ボリュームも丁度、適量。上品な一品で満足できた。これなら30分間並んでも、
値打ちがあるだろう。ごちそう様でした。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => 変わり丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :生ゆば丼とは、ご飯の上に甘辛く煮た椎茸を載せ、生湯葉の
”葛ひき餡”を掛け、おろし生姜をトッピングした変わり丼。
老舗豆腐屋のオリジナル名物丼だ。
満足度 :★★★
◇豆腐料理「とようけ茶屋」
京都市上京区今出川通御前西入ル
紙屋川町822
生ゆば丼 890円
(付きだし・吸い物・小鉢・漬物付き)
◆北野天満宮2013
北野天満宮の梅苑で憩う。晴れ渡った青い空に白梅と紅梅が実に見事だ。
2013年03月20日
【和風変わり丼】 そば処 「源氏」@大阪・難波

ナンバにある本格そば処で、丼とそばのセットが食べられると聞き、訪ねて
みた。
うどんの町・大阪で本格的な蕎麦を食べられる店は少ない。どちらかと言え
ば求道系の店が多い中、この店はどうであろうか? 期待と不安を持って入
店した。
ランチメニューは2種あり、丼+蕎麦のAランチを選んだ。しかし、そのボリュ
ームが分からないので、大いに悩んだ。山かけ丼+ざるそばだとちょっと寒々
しいので、温かい蕎麦にしてみよう。筆者は「山かけ丼+とりなんそば」を選び
出した。
(Aランチの組み合わせはバラエティ豊か。迷ってしまう。)
店は小じんまりとしている。20席ほどの客席の奥に厨房があって、職人が一
人で蕎麦を茹でている。客が次から次に入ってくる。味に妥協をしないご主人
は丁寧に調理しているのであろう。待ち時間が思ったより長い。
待つこと15分、配膳されたお盆には、やや小ぶりな「山かけ丼(玄米) 」とやや
小ぶりな「とりなん蕎麦」、それに小鉢(おから煮)、ミニサラダ、デザート(いち
ご)という多彩な皿が載っている。ちょっと品数が多すぎる。
結論から言えば、(初めての店だから)色んなミスチョイスをやらかした。
・山かけ丼に”玄米”は合わない。白ご飯の方が断然良かった。
・本格手打ち蕎麦はもちろん美味いが、これは”ざるそば”で食べるべき。
・サラダやデザートは余計だ。却って、蕎麦の感動を消してしまう。
といった訳で、本格そば屋の丼ものセットは、トホホな体験になってしまった。
やはり、丼ものは、庶民店の当たり前のものが一番ウマイということか?
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => 山かけ丼
価格帯 :A (1,000円台以上)
特徴 :粘度のある山芋とろろがかかった丼は、白米と玄米を選択できる。
人気のあるメニューらしいが、筆者には玄米が合わなかった。
満足度 :★★☆
◇そば処 「源氏 」
大阪市中央区難波4-5-8
Aランチ 1,000円
(山かけ丼+とりなんそば、
サラダ・小鉢・漬物付き)
タグ :山かけ丼
2013年03月15日
【焼鳥丼】 酉(とり)の市@大阪・梅田

阪急梅田駅近くの”かっぱ横丁”をブラついていると、魅惑的なメニュー看板
が目に飛び込んできた。
「愛され続けて、二万食突破。 地鶏せいろ飯 880円」
おおおおっ、スゴイ! ”地鶏”と”せいろ飯”は共に、筆者のキラーワードだ。
これは絶対に食べたいと思い、誘われるように入店。ランチメニューは、うどん
付きの定食になっていたので店員に「単品にできますか?」と訊く。ボリューム
があり過ぎるので、結局、味噌汁付きに変えてもらった。
店内は落ち着いた雰囲気。カウンター席、テーブル席合わせてかなりの席数
がある。カウンターの中でベテランの調理人がテキパキと作業をしている。
”せいろ蒸し”だから、10分間ほどもかかるだろうと覚悟していたのだが、意外
に早く配膳された。 ん? どうして?
ビジュアルは大満足。思った通り、豪華な”せいろ飯”だ。早速、パクつく。
おおっ、ウマイ! 鶏肉が程よく柔らかい。炭火焼きされたであろう皮目の香ば
しい香り。やや抑制した甘辛タレ。これはイイや。
だが、ちょっと待てよ、熱々じゃない。 せいろ飯の魅力は、ホカホカ熱々のご
飯に具材が載るところにあるのだが・・。
うーむ、早く出てきたのは、こういうことだったのか・・。
筆者は、卓上の七味唐辛子と粉山椒をたっぷりと焼鳥の上に振った。
(七味唐辛子をちょっと掛けすぎた)
惜しい。実に惜しい。せいろの構成は良いし、鶏の肉質も良い。小鉢・味噌汁
も良かったのに、ザンネンだ。ランチタイムは、2分・3分が大事なのは分かる。
でも、5~6分間じっくりと”せいろ蒸し”したものは、何十倍も美味い筈だ。きっ
とリピートしたくなるだろう。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => かば焼き丼 => 焼鳥丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :「地鶏せいろ飯」は、温かいご飯の上にじっくりと焼いた鶏もも肉
を載せて蒸した蒸篭料理。やや塩分を抑制した焼鳥タレがかか
っている。
満足度 :★★☆
◇焼鳥 鶏創作料理 「酉の市」
大阪市北区芝田1-7-2
阪急かっぱ横丁
地鶏せいろ飯 900円
(味噌汁・小鉢・漬物付き)
2013年03月13日
【焼鳥丼】 肥後橋南蛮亭@大阪・肥後橋

地下鉄四つ橋線肥後橋駅の近くに、チキンカレーと焼鳥丼のランチが評判の
店がある。細かい雨がそぼ降る寒い日に訪ねてみた。
日本一短い商店街、肥後橋商店街のすぐ傍にその店はあった。店頭にランチ
案内の看板があり、「鳥丼定食」を確認する。メニューには次のような説明文が
添えられていた。
”炭火で焼き上げた鳥肉を飯の上にたっぷりのせ、タレと海苔のシンプル丼”
店は、意外なオオバコ店で、奥に向かって直線的にテーブルが並んでいる。
焼鳥屋でこれだけの空間の店は珍しい。更に驚いたのは、料金前払い制であ
ったこと。多分、繁盛店なので、プリペイド方式を取ったのだろう。
店内にはスパイシーなカレーの香りが漂っている。
「鳥丼定食(並)」を注文して、目の前のオープン厨房を眺める。
若い調理人が焼き上がった鶏肉をひたすらカットする。カットする。カットする。
お母さんは広口の丼にご飯を盛り、その鶏肉をどんどんと乗せていく。次に、
焼鳥タレを回し掛け、刻み海苔をトッピングした。
さあ、やって来た。丼と、かき卵入りチキンスープ、野沢菜漬けの構成だ。
たっぷりと載った海苔をかき分けると、おびただしいボリュームの焼鳥が載っ
ている。いつものように七味唐辛子と粉山椒を掛ける。これは筆者の(焼鳥を
食べる時の)儀式だ。
オオオ、旨い! 滋味深い鶏肉と絶妙な甘辛タレ。期待した通りの焼鳥丼だ。
鶏肉の半分は歯ごたえがしっかりとした地鶏であり、残り半分は薄くスライス
したやわらかい若鶏(むね肉か?)である。 そのバランスが良い。
地鶏は味がしっかりとしているが、やや固いのでアゴが疲れる。熱いスープを
すすってから柔らかい若鶏を食むと、心地よいリズムが生まれる。
それにしても鳥料理の店なのに「南蛮亭」という屋号は珍しい。
古来、長ネギや唐辛子を使う料理に「南蛮」の名が付く。焼鳥に使う長ネギと、
カレーに使う唐辛子がその店名の由来かも知れない。
ごちそうさまでした。大満足しました。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => かば焼き丼 => 焼鳥丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :オーソドックスな焼鳥丼であるが、大きな肉をスライスしたものと
小ぶりの地鶏を組み合わせているところがユニークだ。
ボリューム、味ともに文句なしの金賞。
満足度 :★★★
◇鳥料理 「肥後橋南蛮亭」
大阪市西区江戸堀1-10-26
鳥丼定食(並) 850円
(スープ・漬物付き)
2013年03月08日
【中華系丼】 悠香園 @阪急西宮北口駅

映画鑑賞のホームグラウンドである西宮北口(ニシキタ)の中華料理店と言
えば、イコール「餃子の王将」であったが、アクタ西宮の中に新しい店を見つけ
た。店名を「四川料理 悠香園(ゆうかえん) 」という。
店内は狭いが清潔で気持ちが良い。4人掛けのテーブルが3卓あり、小さな
テーブルが4卓ほど並んでいる。筆者はランチメニューの中から「天津飯セット」
を選んだ。奥まった厨房で、若い調理人が早速鍋を振るう。
壁には様々なおススメメニューが張り出されている。四川料理店を謳うだけあっ
て「麻婆豆腐」や「担担麺」などが目立つが、「ユーリンチー」を見つけた。うれし
くなる。大好物のメニューだ。
また、店内には紹興酒のボトルキープが置かれていた。どうやら近隣のサラリ
ーマンたちから支持されているようだ。
しばらくして、天津飯とスープ、鶏唐揚げが運ばれた。なかなか美味そうなビジ
ュアルだ。早速ほお張る。
天津飯は思ったより味が濃い。卵焼きの塩味がやや強いようだ。その代わりス
ープは淡白でウマイ。唐揚げも揚げたてだから、GOOD!
「中華料理の醍醐味は、熱と香りである」が、筆者の持論である。
つまり、高温で熱せられたオイルの熱と香味油の香りが、中華の魅力だ。その
点、今回の天津飯は、「熱」はOKだが、「香り」は不足していた。
王将の天津飯は、甘くてマイルド。つまり万人向きのメニューだが、この店の天
津飯は、甘さを抑えたため大人っぽい印象の味だった。
一度、夜にお邪魔して、紹興酒とユーリンチーを味わってみたい。
◆今回のどんぶり
タイプ :中華系丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :天津飯の卵焼きには、小えびと竹の子、青ネギなどが入り、あん
は、鶏がらスープ+醤油のシンプル仕上げ。
ご飯の量は至って小盛りだから、女性でも大丈夫。
満足度 :★★☆
◇中国四川料理 「悠香園 」
西宮市北口町1 アクタ西宮西館1F
天津飯セット 800円
(鶏唐揚げ、スープ付き)
2013年03月06日
【中華系丼】 唐子(からこ)@神戸・三宮

以前、中華料理店で食べた”牛バラ飯”がすこぶる美味かったので、他の店
でもう一度試してみたい。 PCでググッてみると2店がヒットした。
ひとつは有名店「良友酒家」であり、もうひとつは庶民的な路地裏店であった。
迷った末、後者の庶民店の方を選んだ。
場所はJR三ノ宮駅のすぐ近く、意外な盲点だった。超ディープな台湾料理店
「天一軒」から北西へ50メートルほどの距離。路地裏にひっそりと建つ店であ
る。
開店直後にお邪魔すると、ご主人と息子さん?が仕込みの準備をしていた。
庶民中華の店は”客に媚びない”。 それは承知しているのだが、ちょっぴり居
心地が悪い。カウンター席が5席ほどとテーブルが2卓だけの至ってシンプル
な造りの店舗。壁のメニューにはずらりと料理名が書かれているが、唯一読め
ないメニューが今回筆者が食べたいものだ。
「牛腩飯」と書いてある。いわゆる”牛バラあんかけご飯”のこと。
(帰宅後、調べてみると”ニュウナンハン”と読むらしい)
さて、しばらくして「牛腩飯」が出来た。牛肉と青菜(小松菜か?)だけの極シン
プルなビジュアルだ。早速、スプーンですくってみる。あっさりとした鶏がらスー
プの風味と塩味がついた牛バラ肉の味。期待した通り、八角の香りが爽やか
だ。甘さは抑制されている。それ故にあくまでも”サッパリ”とした印象だ。
続いて焼き餃子が焼けたようだ。やや大振りの餃子をほお張ると、これもまた
アッサリとした風味である。日本の餃子のようにガツンとした刺激がない。
これはこれで有りだろう。
そうしてみると、牛バラ飯も餃子も中国の家庭で作ってもらった日常食のよう
に思える。毎日食べるものだから、刺激は少なく食べ飽きないようにしている。
ちょっぴり、もやもやした気分で店を出たのだが、1時間ほど経ってからこの店
の評価が変わった。
後味が良いのである。兎角、食べてすぐにウマイ中華は(化調を使っているか
ら?)”後味がしつこいもの”が多い。それに比べて、唐子さんの料理は、食べ
ているときは物足りない感じだが、後味が実に爽やかだった。
ごちそうさまでした。
◆今回のどんぶり
タイプ :中華系丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :牛バラあんかけご飯は、牛バラ肉を柔らかく下処理し、青菜と
一緒にあん(鶏スープ・塩・胡椒・オイスターソース・八角?)で
からめ、白ごはんの上にかけた料理。
満足度 :★★☆
◇中華家郷料理 「唐子 」
神戸市中央区琴ノ緒町5-6-5
牛腩飯 650円
焼ギョーザ 350円
2013年02月27日
【肉丼】 東灘ビーフ@神戸・摂津本山

昨年から通っているスポーツジムの近くに「焼肉丼」の店があることを知り、
訪ねてみることにした。店名を「東灘ビーフ 肉Gekijyo 」と言う。
どんな”劇場”なのか? 期待がふくらむ。
国道2号線に面したポップな外観の店は、いかにも若者をターゲットにした店
である。ステーキと肉丼を出すようだ。券売機でチケットを買い、カウンターの
席に腰掛ける。カルビ丼にしようか、ハラミ丼にしようか迷った末、両方が乗
る2種盛りをチョイスした。
L字型カウンターに10席ほどの(背が高すぎる)スツールがあり、他にテーブ
ル席が2卓ある。清潔な店内であるが、どこか落ち着かない。足がブラブラと
している所為かもしれない。
店員が「タレはどうしますか?」と訊く。しばし考え、「にんにく辛口」を選択。
そして「ごはん大盛りをサービスできますが」攻撃があり、またしても乗ってしま
う。腹も減っていないのに、つい頼んでしまう。(とことん貧乏性だ)
しばらくして丼とスープが配膳された。やや大振りの丼に肉と千切りキャベツが
たっぷり載っている。タレが赤っぽいのは、コチュジャンの色か?
早速、肉をほお張る。ハラミ肉はふっくらやわらかくて美味いが、カルビ肉の方
は薄くてやや固い。それにしてもこのタレは良い。ピリ辛の具合が丁度良い。
大盛りのごはんはやはり多かった。途中、卓上の「もやしのナムル」を足したり、
変化をつけたが、ご飯とキャベツを少し残してしまった。
月に3回、”肉増しが無料”になるらしいので、その日に再訪してハラミ丼肉増し
を食べてみたい。
◆今回のどんぶり
タイプ :肉丼 => 焼肉丼
価格帯 :B (600~900円台)
特徴 :至って普通の焼肉を乗せた焼肉丼。タレを5種類の中から選べる。
3種の肉(カルビ・ハラミ・せせり)を盛った「劇場丼」が看板メニュ
ーらしい。
満足度 :★★☆
(5種類の肉丼だれ)
◇肉丼専門店「東灘ビーフ 肉Gekijyo 」
神戸市東灘区本山南町8-5-29
カルビ・ハラミ2種盛丼 750円
(スープ付き)
タグ :焼肉丼
2013年02月22日
【海鮮丼】 神東寿司@神戸・春日野道

春日野道にワンコインで食べられる「海鮮丼」が評判の寿司店があると聞き、
訪問することにした。
阪急春日野道駅で下車し、南側に伸びる春日野道商店街をしばらく歩く。
右側に「餃子の王将」を確認して右折すると、葺合センター通りに出る。そこから
この寿司店が見えた。
開店前から何人かが並んでいた。行列ができる下町のすし屋なんて、珍しい。
オープンすると10人ほどの客がぞろぞろと入店する。
店内はカウンター席とテーブル席、そして奥には小上がりの座敷席もあるので、
ざっと30人くらいは収容できそうだ。
筆者はその実力を見るために「海鮮丼」を注文して周りの様子を窺う。近所のお
年寄りコンビは熱燗を注文し、別のカップルは焼酎を頼んだ。ビジネス街のラン
チタイムとは異なり、ここは下町の憩いの場所なのだ。
さて、10分間ほど待って丼が渡された。やや小ぶりの丼に控えめな量の寿司飯
が盛られ、上にマグロ・鯛・サーモン・かつお・タコ・海老などの刺身が円形に並べ
られている。これに魚のアラが入った赤だしがついてワンコインはやはり良心的な
ランチだ。
肝心の味の方だが、なるほど旨いが、それはワンコインに”しては”という但し書き
が付く。ややキビシイ書き方になるが、それが正直な感想だ。
とは言いながら、寿司めしと赤だしの美味しさは老舗の実力を示した。
わざわざ遠くから訪ねる店ではない。近所のサラリーマンやお年寄りが楽しみにし
て通う常連仕様の庶民店である。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => 海鮮丼(寿司めし)
価格帯 :C (500円台以下)
特徴 :寿司めしを盛った丼に、10切れほどの刺身と卵焼きが乗る海鮮丼。
ワンコイン海鮮丼は昼限定らしい。
満足度 :★★☆
◇「神東(しんとう)寿司 」
神戸市中央区日暮通1-1-14
ランチタイム限定
海鮮丼 500円
(赤だし付き)
2013年02月20日
【海鮮丼】 ゲコとっつぁん@大阪・京橋

鮮魚居酒屋「とっつぁん」という気取らない店を、大阪で見かけるようになった。
かなりのスピードでチェーン展開しているようだ。
そんな中で、ランチに海鮮丼が食べられる店があることを知り、訪ねてみた。
他店が”酒とサカナ”の居酒屋形態であるのに対し、この店は”ごはんとサカナ”
中心の食事処なので、下戸(ゲコ)の店名を付けたようだ。
JR京橋駅から新京橋商店街へ入り、少し進むと超オープンな外観の店を発見。
大漁旗が飾ってあって、何だか威勢が良い。
オープン直後の店内は、客がいない「海の家」のようで少しサビシかったが、し
ばらくして近所のおっちゃん、おばちゃんが昼食をとりに集まりだした。
メニューの中に海鮮丼800円也を見つけた。アレ、値上げしたのか?
折角ここまで来たんだからコレを注文して、しばらく待つ。卓上の水入れから水
を注ぎ入れる。温かいお茶が欲しいなあ。
「海鮮丼」のセットがやって来た。やや小ぶりの丼に温かいごはんが盛られ、そ
の上に数種類の刺身が放射状に並び、外側へ垂れ下がっている。
真ん中に大きな海老、周りにはマグロ・鯛・サーモン・ほっき貝・半生タコ・貝柱・
コノシロ?・イクラといった面々だ。
小皿の醤油にわさびを溶き、刺身をつけながらわしわしと食べ進む。
美味い。刺身がなるほど新鮮で、うまい。心配したほっき貝やタコも柔らかい。
大海老もプリプリしてベリーグッド!
加えて、アラ入りの味噌汁が良かった。骨と周りの身からいいダシが出ている。
アっという間に食べ終え、このメニューのコスパを真剣に考えてみる。
この内容の刺身盛り合わせを町で買えば、スーパーでも500円ほどするだろう。
であれば、この海鮮丼は破格のお値打ち品ということになるが、もう少し安けれ
ばもっと気分良く店を出ることができただろう。
次回は、海老や穴子の天ぷらを是非食べてみたい。
◆今回のどんぶり
タイプ :和風系 => 海鮮丼(白ごはん)
価格帯 :B (600円台~900円台)
特徴 :寿司めしではなく、白ごはんをベースにした海鮮丼は、刺身定食
を丼の中に盛り込んだようなものだ。
余計な細工が一切ないので、魚の新鮮さで勝負する。
満足度 :★★★
◇ お食事処「ゲコとっつぁん」
大阪市都島区都島南通2-4
海鮮丼 800円
(あら汁、漬物付き)