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2014年10月27日

ぼてぢゅう@西宮ガーデンズ


   


  例によって西宮ガーデンズのシネコンで映画鑑賞です。
上映開始まで時間があったので、焼きそばでも腹に入れておこうと4Fレストラン
街にある「ぼてぢゅう」に入店。


       


早くできそうな”オムそば定食”を探したが、メニューにない。焼きそば定食でも
良かったが、面白くないので”お好み焼き+焼きそば”がセットになった「ハーフ
&ハーフセット」
を注文した。


   


お好み焼きを焼くので15分間ほどを覚悟したが、意外に早く出来上がった。
マイ鉄板に小さなお好み焼きと小さな焼きそばが載せられた。うむ、これはミニ
&ミニセット
だな。続いて「かやくご飯」と味噌汁、漬けものが並ぶ。
お好み焼きにかつお節だけ振って、早速いただいてみよう。


   


最初は焼きそば。太い麺に甘辛いソース。これは間違いなく「ぼてぢゅう」の味
イカとキャベツが入っている。次に豚のお好み焼きをいただく。なるほど、ふっ
くらとしてこの店の味であるが、いかにもミニサイズである。
一般的に、お好み焼きと焼きそばをセットにした”コンビ焼き”は、そのお得感が
魅力のメニューだが、ここの場合、なんだか園遊会の屋台で試食でもしている
ような気分になった。「お得感」がまったく感じられない。

大阪セットと称した”かやくご飯”は、確かに味は良かったが、やはり大盛りの”白
ご飯”が欲しかった。



   


    ◇NOMI*YAKI DINING ぼてぢゅう
       西宮市高松町14-2  
            阪急西宮ガーデンズ内

  
       ハーフ&ハーフセット  980円
                       (税別)










  

Posted by ジミヘン at 07:45Comments(0)おこのリターンズ

2014年10月24日

 「湖北・長浜への旅」 ~その2


    (長浜「やどり木」のメレンゲお好み焼き)
   


▼さて、お好み焼き店を事前にリサーチして行ったのだが、店の数は少ない。
今回、訪問したのは居酒屋兼お好み焼き屋といった風の「やどり木」さん。

入店すると、おかみさんが一人で切り盛りしていた。店内は意外に広い。
豚お好み焼き」と瓶ビールを注文し、おかみさんと長浜の町についてしばらく
お喋りをする。生まれも育ちも長浜だというおかみさんが、カウンター内の鉄板
でお好み焼きを焼いているが、こちらからは見えない。


   


一人用の鉄板に乗って渡されたお好み焼きは、大阪風の混ぜ焼きであったが、
想像した以上の超ふわふわ仕様であった。
帰宅してググッてみると、「メレンゲ」の文字が目に飛び込んできた。なるほど、
準備中にハンドミキサーを回すような機械音が聞こえていたが、卵白を泡立て
ていたのかも知れない。この店だけの工夫のように思うが、滋賀のお好みも侮
れない。ごちそうさまでした。


▼翌日は、お目当ての長浜城へ昇ることにした。城内の歴史博物館では「黒田
官兵衛博覧会」が開かれており、興味深い展示に見入った。
天守閣からの眺めも素晴らしいものだった。長浜市内を一望でき、反対側には
琵琶湖の静かな湖面が広がっている。
広大な市民公園「豊公園」を散策しながら、再度秀吉の町づくりと天下人への野
望について考えた。


   

   



2日目の昼食は、親子丼が評判の「鳥喜多」さんへ伺うことにした。
湖北まで来て何で「親子丼」なのかという疑問もあるが、その実力を見てみたい。
開店5分前に行くと、既に行列ができていた。入店をして、「親子丼」と「かしわ鍋」
をオーダー。小食の私ではあるが、事前のリサーチで小ポーションであることを
見ていた。


   


さて、運ばれた親子丼は、シンプルで可愛らしいビジュアルだ。玉ねぎや青ネギ
の存在感はない。つまり鶏肉と卵とじをベースにして、上に更に卵黄が乗る。
一口含むと、思わず「うまい!」と唸った。しっかりとした丼つゆは甘いのだが、甘
過ぎない。多分、かつお昆布出汁だけではなく、鶏ガラ出汁がたっぷりと入ってい
るのだろう。後半は、上質のTKG(卵かけご飯)を食べているような錯覚に陥った。


   


かしわ鍋」も実にシンプルな一品だった。澄み切った熱々の鶏スープに柔らかい
かしわと溶き卵、青ネギだけ。そのスープの旨いこと。何の雑味もない。   
添えられた”おろし生姜”を加えると、さっぱりとした絶品鶏スープに変身した。                                    
店の宣伝文には「代々親から受け継いできた味を守り続けているだけの店です
とあった。
良い食材を使い、愚直に丁寧な仕事で作った料理は、客にストレートに伝わる。
だから親子丼と”かしわ鍋”の名店の名を維持できるのだ。
ありがとう。 ごちそうさまでした。
大満足で店を出た。




   ◆Youtube動画 「湖北・長浜への旅」

   



   ◆ジミヘンの歴史散歩
       → http://jimihen3.exblog.jp/21230985/




   


     ◇お好み焼き 「やどり木」
       長浜市南呉服町5-19 

  
       豚お好み焼き        680円 
       瓶ビール(中)        500円?
                        (税別)



   


    ◇親子丼 「鳥喜多」
       長浜市元浜町8-26 

  
       親子丼            580円 
       かしわ鍋           420円












  

Posted by ジミヘン at 07:57Comments(0)おこのリターンズ

2014年10月22日

「湖北・長浜への旅」 ~その1


▼滋賀県長浜市へ行ってみたいと思った。
長浜は羽柴秀吉が初めて城持ち大名になって大出世への足がかりを掴んだ
地であり、また家臣・石田三成と出会った町でもある。

昨年、私は和歌山市へ出かけて、ご当地のお好み焼きを経験した。関西お好
み焼き総研を主宰する立場として、残るは「滋賀県のお好み焼き」だけだ。
という訳で、二つの目的を持って、JR北陸本線長浜駅を目指すことにした。

素晴らしい好天である。駅を降りると、まず最初に一番の観光スポットである
黒壁スクエア」へ向かう。旧北国街道に沿って古い家並みが続き、確かにロ
マンチックな雰囲気がある。女性の観光客が歓声をあげる。


   


▼ランチは老舗の「茶しん」さんでB級グルメ”イタリアン焼きそば”をいただく
ことにした。イタリアン焼きそばは、確か新潟のご当地グルメの筈だが、この
店も古くから愛されているという。
ビールを飲みながら待っていると、名物料理がやって来た。ソース焼きそばの
上にミートソース風のものがかかっている。うむ、麺に腰はなく、ソースはいわ
ゆる市販のミートソース風で甘い。ただ、おろし生姜が不思議な世界観をかも
しだしていた。


   


隣りのお兄さんはぷっくりと丸い「ホワイト餃子」を食べている。はて、ホワイト
餃子は千葉県の名物じゃなかったっけ。
店頭で売っているのは「暫(しばらく)」という大判焼き。実に不思議な店だ。



   


海洋堂フィギアミュージアム、曳山博物館、大通寺を巡り、次に地ビールが評
判の醸造所兼レストラン「長浜浪漫ビール」へ入る。
思ったより広い店内にはたくさんのビール貯蔵タンクが並び、多くの観光客で
賑わっていた。とりあえず、一番人気の「長浜エール」とカキフライを注文。
褐色をしたエールは、ローストが強くてちょっと苦手なタイプだったので、次に
下面発酵タイプの「淡海(おうみ)ピルスナー」をお願いした。
こちらは私の好みにドンピシャ、素晴らしい実力のビールだった。ごちそうさま
でした。


   

   



▼長浜の市街地は狭い。観光客はバスでやって来て、1時間か2時間ほどで
次の目的地へと向かう。しかし、私は、慌ただしい旅がキライなので、ゆっくり
1泊することにした。
ビジネスホテルでシャワーを浴び、夕食へ出かける。琵琶湖の淡水魚や近江
牛には興味が沸かない。旧開知学校の近くに見つけた手打ち蕎麦屋「みたに」
へ入った。


   

   


いかにも「本格派でやってます・・」といった雰囲気。BGMはまたしてもジャズ
だ。鴨汁せいろと地酒の冷酒「七本槍」を注文する。
結論から言えば、素晴らしい蕎麦と酒のコンビネーションであった。地方に旨
い酒と蕎麦あり。地方に隠れた名店あり。
                                          (続く)






    ◇「茶しん」 駅前本店
       長浜市元浜町5-3   

  
       イタリアン焼きそば    500円 
       瓶ビール(中)       530円
                       (税別)





    ◇「長浜浪漫ビール」 
       長浜市朝日町14-1 

  
       長浜エール        650円 
       淡海ピルスナー     650円
       カキフライ         580円
                       (税別)





    ◇手打ち蕎麦 「みたに」
       長浜市朝日町1-6 

  
       鴨汁せいろ       1,400円 
       純米吟醸七本槍      780円
                       (税別)







  

Posted by ジミヘン at 07:56Comments(2)おこのリターンズ

2014年10月15日

お好み焼 「ときちゃん」@神戸・春日野道


   


 先の「ひかりや」さんに続いて、今回は春日野道の老舗「ときちゃん」を再訪
した。三宮駅から東へ一駅の春日野道は、西神戸の「新長田」と並ぶ”神戸粉
もん”のメッカ
である。


   

          


昼前の店内は既に活気に満ちていた。近所の常連さんや仕事中の男性客な
どが鉄板を囲んでいる。
私はカウンター席へ座り、「すじモダン焼き」と瓶ビールを注文する。この店は
「すじ焼き」と「大貝焼き」「そばめし」が名物である。焼き台の上に乗った大鍋
にはたっぷりの”すじこん”が煮込まれている。この量を、ひょっとしたら1日で
使い切るのかも知れない。





おばちゃんが焼きそばを作り始める。細い中華麺と千切りキャベツに天かすを
足して炒める。そして、”すじこん”をたっぷりお玉に2杯ほどすくって加えた
ソースを足して豪快に混ぜ合わせる。
玉子感のあるとろとろの生地を横に丸く広げ、焼きそばを乗せる。いわゆる、
神戸風モダン焼き”の作り方である。更に上から生地を掛けて、裏返す。
しばらく焼いてから、ひっくり返してソースを塗り、刻みネギをトッピングした。


   

         


早速、いただきます。オプションで、”どろソース”や一味唐辛子をくれたが、と
りあえずこのままいただこう。
うーむ、美味い! やわらかい生地の中にやや歯応えのある中華麺、そして
牛すじ肉のコリコリとした食感。安定感のあるウマサである。青ネギのトッピン
グも違和感がない。
新長田の生地は卵が(基本的に)入らないので、もっちりしているが、春日野道
では玉子感が強く、ふっくらして食べ易い。


   


ごちそうさまでした。
暑くて汗をかいていたので、女性スタッフが顔拭き用の冷たいおしぼりを出して
くれた。本当にホスピタリティも抜群の名店である。ありがとう。


                       




   


    ◇お好み焼 「ときちゃん」
       神戸市中央区八雲通1-1-11

  
       すじモダン焼き  
       瓶ビール(中)  合計 1,250円













  

Posted by ジミヘン at 07:46Comments(2)おこのリターンズ

2014年10月08日

お好み焼 「きくや」@大阪・天王寺


       


  天王寺へ行ったついでに、老舗お好み焼き店「きくや」さんを訪ねることにした。
ネット情報によれば、この店は朝ドラ「てっぱん」のポスターに使われた店らしく、
それだけ懐かしい昭和の雰囲気を留めた下町の名店である。


       

          


JR天王寺駅の北口から徒歩1~2分のところに店はあったが、どの路地を入った
ら良いのか分からず少し時間を無駄にした。
入店すると、仲の良さそうな老夫婦が迎え入れてくれた。L字型の鉄板入りカウン
ターに10席ほどの椅子が並ぶシンプルなレイアウト。適度な広さの店内は、照度
を落としているので、なるほど落ち着けるイイ雰囲気だ


    
                                       ↑ クリック拡大


メニューの中から「モダン焼き」とビール大瓶を選んで、注文した。
豚玉が550円、モダン焼きが650円と、リーズナブルな価格がうれしい。おばちゃ
んが金属カップに生地を作り、おっちゃんが鉄板で焼き始める。
「焼けるまでこれを食べてください」と言って、枝豆を出してくれた。

作り方を見てみよう。
1)切り分けた豚バラ肉を鉄板上に置き、上からよく混ぜ合わせた生地をていねい
  に載せる。直径15センチ、高さ3センチほどの分厚い形状だ。
2)その上に中華麺半玉ほどをのせ、ひっくり返す。
  テコで押さえて、やや大きめのお好み焼きになる。
3)もう一度ひっくり返し、開始から10分間ほどで、マヨ・ソース2種を塗り、かつお
  粉と青のりをトッピングした。

  意外に早く仕上げたので驚いた。


   

   


早速、いただいてみよう。生地は想像した通り、ふっくらとした”大阪焼き”のお手
本のよう
。細かく刻んであるキャベツの食感も良い。
ただ、麺の香ばしさが不足しているのと、マヨ・ケチャップにやや雑味?を感じた。


   



ごちそうさまでした。
大阪昭和遺産”のような素晴らしい雰囲気の店をいつまでも続けてください。



  





   


    ◇お好み焼 「きくや」
       大阪市天王寺区堀越町13-12

  
        モダン焼き    650円
        瓶ビール(大)  550円











  

Posted by ジミヘン at 08:05Comments(0)おこのリターンズ

2014年10月06日

居酒屋 「冨月(ふうげつ)」@神戸・新開地


          (「冨月」のダシたこ)
       


  ”新開地”の応援隊長であるDJ・ターザン山下氏が大スイセンする立ち呑み店
冨月」さんを訪問した。
この店へ寄ろうと思ったきっかけは「カツヤマサヒコSHOW」の中で、勝谷氏とサン
テレビ女子アナの二人が昼酒を楽しんでいたからだ。
二人は超ディープな店のカウンターに座り、店主とおしゃべりをしながら、格安の酒
を飲み、格安のアテをつまんだ。


       

          


場所は神戸高速鉄道・新開地駅から南へ1分の至近距離にある。お隣りがボートピ
アなので、舟券を握りしめたおじさんたちで賑わう庶民店だ。
立ち呑みを覚悟して入店したら、赤いスツールがずらっと並んでいて、安心する。
とりあえずチューハイ(レモン)を頼み、壁の白板に手書きされたメニューを眺める。

1品が200円程度の簡易なメニューが並び、別のメニューには焼肉・ホルモン焼き
が並んでいた。元々この店は焼肉屋だったらしく、ホルモンの種類も豊富である。
様子が分からないので、とりあえずトップに書いてある「アバラ焼き」を注文して待つ。
そして、千円札を取り出して、カウンター上のカゴに置く。この店はキャッシュ・オン・
デリバリーの店
なのだ。


   

   


店内のテレビではボートレースの中継を放映しており、興味のない私はすることが
ない。おじさん客に交じって、女性二人組がビール片手におしゃべりを続けている・・。
アバラ焼きが焼けたようだ。やや分厚い牛バラ肉をタレ焼きしたもので、一味を振っ
ていただく。味は焼肉屋のそれである。脂身が甘くて、ウマイ
ただ、キャベツかネギでもあれば、口の中がサッパリとするのだが・・。


    


目の前におススメメニューが貼ってあった。「冨月名物 下町のダシたこ!!
そうそう、これを食べなければ・・。”ダシたこ”とは、いわゆる「神戸たこ焼き」のこと
で、たこ焼きに出汁を掛け、ソースを回し掛けて食べる長田エリアのご当地B級グル
メである。

                          

       

       


しばらくして運ばれた「ダシたこ」は、スッキリとしたビジュアルで、こちらにも(ザンネ
ンながら)ネギや三つ葉が乗っていない。
普通のソースと辛い”どろソース”の2種をかけてからいただく。
うむ、熱々でそれなりにウマイたこ焼きだが、店で焼いているのかな?
もう少しふんわり生地の密度が濃い方が好みなのだが・・・。 ごちそうさまでした。

次回は、店の新名物「アップルチューハイ」(懐かしい飲料”アップル”をチューハイに
したもの)と、パクチー付きのホルモン焼きを食べてみたい。



   



    ◇居酒屋 「冨月」
       神戸市兵庫区新開地4-6-16 

  
        アバラ焼き      650円
        ダシたこ        350円
        レモンチューハイ  300円











  

Posted by ジミヘン at 07:48Comments(0)おこのリターンズ

2014年10月01日

広島風お好み焼 「でめ金」@阪神尼崎


   


 久しぶりに”広島風お好み焼き”を食べたくなった。阪神尼崎にある老舗の
でめ金」さんを訪ねてみることにしよう。
店の看板には「本場 広島焼」とあるが、ノボリには「広島お好み焼」とあり、
また箸袋には「広島風お好み焼き専門店」とあった。
とにかく(広島の)地元の人は郷土愛ゆえか、本家争いに熱心なので、関西
にある店舗はその表示にも気を使う。


   

               


さて、何年ぶりの訪問であろうか? ランチタイムの店内は近所のサラリーマ
ンや主婦たちでほぼ満席だった。私は「豚玉・いか天そば入り」と瓶ビールを
注文し、テレビのニュースを眺めながらおやじさんの焼き方を観察する。

この店との付き合いは多分、25年ほどになる。昔は若かったおやじさんも、
25歳老けた。私だって25歳老けた訳だ。
おやじさんは鉄板に生地を丸く引き、キャベツを鷲掴みにして山盛り載せた。
この作業をおやじさんは何十万回?もやってきた筈だ。そして何十万枚の広
島焼きを焼いてきた。 イカンイカン、いつになく感傷的になっている


   

   


さて、15分間ほどが経過して一人用鉄板に乗った”お好み焼き”が運ばれた。
巨大なお好み焼きではあるが、食べ易いように小さく切ってある。おやじさん
の集大成、愛情表現がこの形になったのだろう。


            

            


分厚い生地を箸で確認しながら食べ始める。下から、底生地>キャベツ・もや
し>いか天・豚バラ肉>細い中華麺>卵>甘いソース
といった多重構造だ。
昔の味に比べると、より淡白な印象を受ける。お好み焼きというよりも、「ソー
ス味の野菜炒め
」といった趣きである。

後半、さすがに腹がふくれてきた。巨大過ぎるところも”本場流”である。
ごちそうさまでした。完食できなかったが、やさしい味に満足した。



   


    ◇広島風お好み焼 「でめ金」
       尼崎市神田北通5-148-10

  
         豚玉イカ天そば入  910円
         瓶ビール(中)     480円











  

Posted by ジミヘン at 07:44Comments(0)おこのリターンズ

2014年09月24日

きじ 本店@大阪・梅田


   


 梅田で映画を観た帰り、きじ」さんのモダン焼きが無性に食べたくなった。
まるで孤独のグルメ、井之頭五郎の「それにしても腹が減った。店を探そう」で
ある。


       


1時半過ぎに新梅田食道街の店を覗くと、3人が待つだけの混み具合だった。
これはラッキーだ。待っている間に「モダン焼き」を注文し、5分後にカウンター
に座る。ビールを注文し、これを舐めながら作り方を久しぶりに確認する。

1)豚肉・イカ・キャベツ・中華麺を炒めて焼きそばを作る。ごく控えめにソース
  を混ぜた。
2)大きな金属ボウルに卵2個とダシを混ぜ、中に焼きそばを投入して混ぜる
3)鉄板上にこの”混ぜた焼きそば生地”を広げてそのまま2~3分間焼く。
  これをひっくり返して、ソース・マヨネーズ・かつお粉・青のりを掛ける。


       


どうだろう、全工程、ものの6~7分間で出来上がった。この店のモダン焼きは、
言わば「混ぜオムそば」である。一般的な包む”オムそば”とも、御坊の”せち焼
”とも少し違う。


   


早速、テコで切り分けながらいただく。生地はほとんど玉子100%なので、ふっ
くらとして良い風味だ。焼きそばも当然のごとく、安定している。
なんでもないようだけど、シアワセな味だと思う・・・


           


本当に久しぶりに木地さんの特製モダン焼きをいただいたが、アッと言う間に
ペロリと平らげた。家庭でも簡単に作れそうに思うが、やはり創業60年の技は
マネできないのか?  ごちそうさまでした。



   


    ◇お好み焼き 「きじ」本店
       大阪市北区角田町9-20   
                 新梅田食道街

  
         モダン焼き     770円
         生ビール(中)    450円












  

Posted by ジミヘン at 08:42Comments(2)おこのリターンズ

2014年09月17日

たこ焼 二三(つぐみ)@加古川市


   


  またまた所用で加古川へ行った際、イオン加古川で”たこ焼き”を食べることに
した。今まで何度か紹介してきたが、このショッピングモールには2つの人気たこ
焼き店があり、ライバル同士しのぎを削っている。

一つは「二三(つぐみ)」さんで、もうひとつは向かい側にある「ローザ」さんだ。
加古川で単身赴任をスタートした当初は、二三さんばかり利用していたが、その後
ローザファンに転向した。今回は久しぶりに二三さんのたこ焼きを食べてみること
にしよう。


       


普通のたこ焼きでは面白くないので、この店のおススメである「つぐみ焼き」(牛す
じ入り)
を注文した。さて、どんな味なんだろう?
しばらくすると番号を呼ばれるので、つぐみ焼きとお茶を受け取って、オープンスペ
ースのテーブルに腰掛ける。ライバル店の間に席があるので、客が混在している。


   


このエリアのたこ焼きを当関西おこ総研では「明石風たこ焼き」と呼んでいる。明石
焼きに限りなく近いが、ソースをかけて食べるのが主流であるからだ。
大きな球を割って見ると、白いゼラチン質の牛すじと刻んだ青ネギが見えた。


   


うむ、旨い。玉子勝ちのとろとろ生地は、味が若干濃すぎるが、レベルが高い。
明石で食べる玉子焼(明石焼き)は、ややもすると柔らかすぎて、ダシの中でもろも
ろに崩れてしまう残念さがあるが、加古川のたこ焼きは”柔らかすぎず、固すぎず”
絶妙なる仕上がりである。


                  


ただ今回の”すじ肉”は歯応えがないので、頼りなかった。
やはりしっかりとした歯応えがある「タコ焼き」の方が好みだ。ごちそうさまでした。


                     (フードコートは、のんびりとしている・・)
                  





   


    ◇たこ焼 「二三 イオン加古川店」
       加古川市平岡町新在家615-1  
              イオン加古川店内

  
        つぐみ焼き(8個入り)  410円











  

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2014年09月10日

楽楽(ささ)@尼崎・立花

   


  以前訪問した立花の下町店「一福」さんがとても素晴らしかったので、立花の
ディープ店探訪第2弾を決行することにした。
今回目指す店は、ジモティに愛されている「楽楽SASA」さん。
「本気」と書いて、「マジ」と読む。「楽楽」と書いて「ささ」と読む。不思議な店名だ。
一福さんはJR立花駅から西へ15分歩いた住宅地にあったが、今回の楽楽さん
は駅から東へ15分歩いた住宅地にあった。


       


入店すると、意外にも中年のおじさんが迎え入れてくれた。古いお好み屋は、お
ばちゃんがやっているものという固定観念があるが、おじさんの場合もあるのだ。
正面に焼き台があり、L字形にカウンターが伸びる。そして、4人掛けの鉄板テー
ブルが3卓、自由なレイアウトで存在する。
壁面の価格表を見て、ビックリ。豚お好み焼き450円也、豚焼きそば450円也、
という良心的な下町価格だ。うれしくなって、豚玉・いか焼きそば・瓶ビールを注文
してしまった。果たして完食できるだろうか?


                         (うれしくなる価格表)
                         
                         ↑ クリックで拡大


おじさんが焼き台で焼き始める。おおっ、中華麺の量が多そうだ。早くも(食べきれ
るか)心配になってくる。
常連らしき客が入ってきた。テニス帰りらしいスポーツウェア姿の高齢のおじさん。
ビールと焼きそばを注文した。すぐに運ばれたビールをクイクイとうまそうに飲んで
一息ついた。そして、店主と雑談を始める。


   


さて、お好み焼きと焼きそばが焼けたようだ。一緒に運ばれたビジュアルを見て、
アアッ、でかい!」と声が出そうになった。
お好み焼きはキャベツ感・玉子感とも希薄であり、生地勝ちのそれだ。ややもたれ
る印象である。焼きそばは、麺につややかさが不足していた。
でも、目にも鮮やかな紅ショウガがキュート


             


期待が大き過ぎたせいか、ごく普通感の強いお好みと焼きそばを交互に食べ進む。
半分ほど食べたところで、胃が叫んだ。「ギブアップ!」
店主に残った分を持ち帰りにしたい旨を告げると快く応じてくれた。
ごちそうさまでした。
身の程知らずの(大量)注文は自省しましょう。


       



   


    ◇お好み焼き 「楽楽」
       尼崎市三反田町2-12-25

  
         豚玉         450円
         いか焼きそば   450円
         瓶ビール(中)   500円












  

Posted by ジミヘン at 07:56Comments(2)おこのリターンズ