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2013年11月22日

和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 

  
     和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 


▼翌日は、どんよりとした曇り空であるが、雨は落ちていない。
ホテルのレストランでバイキング式の朝食をいただく。卵かけご飯と塩鮭、みそ汁の
純和風朝食がやはりシニアにはうれしい。

とりあえず、本日の目的地「和歌山城」へ向かう。徒歩10分ほどで大手門に着いた。
ほとんどの県庁所在地は、城下町であることが多い。最近旅したところだけでも、徳
島城、津城、松山城など立派な城址公園が整備されていた。


       和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 

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城の中へ入ろう。湿気を含んだ朝の空気に、色づき始めた樹木が美しい。
本丸御殿跡、天守閣をぐるっと周るようなルートで城に登る。天守閣の上から望む景
色は平城とはいえ、なかなか見事なものであった。
特に目を引いたのは城の南側に建つ県立美術館の立派すぎる建物だった。調べて
みるとバブル期に、黒川紀章氏設計により建てられたとか。うむ、複雑な心境になる。


   和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 


天守閣を下り、二の丸庭園から「御橋廊下」を渡って、西の丸庭園へ進む。この不思
議な斜め橋には壁と屋根が設けられ、藩主だけが通ることができたという。
”大奥への架け橋”だったのだろうか? 


   
   和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 


▼西の丸の庭園は別名「紅葉渓(もみじだに)庭園」と呼ばれる。規模はさほど大きく
はないが、紅葉の時期にはすばらしい景観を見せてくれるに違いない。


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   和歌山市への旅   【和歌山市】    2/2 



さて、時間はちょっと早いが”ぶらくり大通り”へ戻って、昨日見つけたお好み焼き屋を
訪ねてみよう。昨晩、おいしい酒肴をいただいた居酒屋の向かいにその店はある。
店名は「お好み焼 みどり」。レトロな店頭の雰囲気がとても好ましい。


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2階にある店に入ると、既に先客の年配カップルがお好み焼きを食べていた。
小上がりに4卓の鉄板テーブルがあり、焼き台の前に5席ほどのカウンター席がある。
私は豚玉を注文した。昨夜の酒がまだ残っていたので、ビールは自粛した。
おじさんが生地を練って焼き始める。大阪風のまぜ焼きのようである。豚肉を生地の
中に混ぜて広げたが、再度肉を引っ張り出して表面に並べた。おじさんのこだわりな
のか?
途中で焼き手がおばちゃんに交代した。仲の良い老夫婦で切り盛りしている老舗だ。


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10分間ほどが経過して、マヨネーズをのせるか訊かれた。マヨのせをお願いし、出
来上がった。

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▼テコで切り分け、一口いただく。 うむ、うまい。生地がふっくら、キャベツのシャキシ
ャキ感も良い。ソースの甘辛具合もGOOD。ブレンドした?マヨも濃すぎずにウマイ。
予想したものよりはるかにレベルの高いお好み焼きであった。これだから、お好み焼
き店行脚は止められない。
おじさん、おばちゃん、ありがとう。ごちそうさまでした。


と云うことで、一応和歌山行きの予定は終了だが、このまま帰るのはいささかもった
いない。和歌山ラーメンは(1)豚骨醤油系=井出商店、(2)醤油系(車庫前系)=丸
京中華そばの系列
があると聞くが、もうひとつ新興勢力(3)今風系の店がある。
そんな店のラーメンも食べてみたい。
以前テレビで紹介された「麺屋 醤(ひしお)」という店を目指す。湯浅醤油の風味を
活かした醤油ラーメンが美味いとレポーターは叫んでいた。

中央大通り沿いに今風の店舗を発見。ナンバや心斎橋筋界隈にでもありそうな外観
だ。店の中も、いかにもな今風。メニューを見ると、醤油ラーメンと豚骨ラーメン、それ
に煮干豚骨つけ麺が柱になっている様子。もちろん醤油ラーメンをお願いした。


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▼運ばれたラーメンのスープは思ったより黒い。和歌山ブラックとでも呼べそうな色
だ。麺をすする。ん? 何だろう、このクセのある香りは・・。 魚粉なのか、焦がした
醤油の味なのか、魚醤”いしる”のような味が舌に残った。
今どきのラーメンの味の好みはさまざまだ。それはそれで、勿論良いのだが、この一
杯は私には合わなかった。

さて、帰りは南海電車に乗ってナンバへ出ることにしよう。
やや未達成感のこころを抱えて、駅へ向かった。


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      ◇お好み焼 「みどり」   
         和歌山市元寺町1-30 
    
              豚玉       630円





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      ◇「麺屋 醤(ひしお)」   
         和歌山市卜半町45 
    
         紀州湯浅吟醸醤油ラーメン 600円












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Posted by ジミヘン at 08:04│Comments(2)<続>ジミぶら
この記事へのコメント
神戸で生まれて50数年,仕事の都合で5年前に単身和歌山市内に引越ししてきました。 幼い頃からさいもとさんのお好み焼きで育った私を慰めてくれるお好み焼き屋さんは和歌山には存在しませんね。
どうもお好み焼き文化が堺あたりで消滅しているのでしょうか?
しかたが無いので神戸に帰るたびに生田川や長田をうろうろしてしまいます。

ラーメン、地元では"丸三"が断トツ人気です
Posted by カスネギ命 at 2013年11月25日 17:55
カスネギ命さん、こんばんは。

「さいもと」さんをよく御存じとのこと、これは心強い。
岸和田には「かしみん焼き」という名物粉もんがありますが、
和歌山市内にはお好み焼き店そのものが少ないですね。

考えるに、神戸には「ソース文化」+「新鮮ホルモン」があって、
絶品の”お好み”が生まれた訳ですが、和歌山は何と言っても
「湯浅の醤油文化」+「新鮮魚介」の土地。
お好み焼きの土壌がなかったのでしょう。
Posted by ジミヘンジミヘン at 2013年11月25日 19:53
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