ジミぶらマガジン 「京都・東九条界隈」
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関西お好み焼き総研+(プラス)
「ジミヘンのぶらり下町食べ歩き」 (ジミぶら)
第22号 (2011-9-12)
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皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。
長らく続けてきましたこのシリーズ「ジミぶら」も、そろそろ終わりに近づ
いてきましたので、お好み焼きを食べ歩くツアーに出ました。
今回はいつもあこがれている「
永遠の都・京都」です。
さて、どんなお好み焼きに出会えたのでしょうか?
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■ジミヘンの関西下町研究
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京都・東九条界隈
▼ぶらり下町食べ歩きで撮った写真をつなぎ合わせて「フォトムービー」
にしてみました。どうぞ、ご覧ください。
「京都・東九条界隈」(ユーチューブ動画)
=>
http://www.youtube.com/watch?v=6j22SJpXnnY
▼
京都の「べた焼き」について
ネットで「京都のお好み焼き事情」を調べようと思っても、なかなか期待
したものがヒットしない。
多分、下町の庶民料理について敢えて熱心に記事にしようという奇特な?御
仁は少ないと見える。
「パッチギの舞台」というサイトに「べた焼き」についての記述があったの
で、一部を転載させていただきます。
『京都市南区東九条の名物は、【べた焼き】と呼ばれるお好み焼きだ。
大阪にも普通の練りこみのお好み焼きにソバを乗せて焼く【モダン焼き】が
あるが、それとは違う。
作る手順は【広島焼き】と同じで、まずメリケン粉を溶かしたものを薄く
鉄板の上に延ばして焼き、そこにキャベツやら具やら油カスやらを乗せて焼
き、さらにソバまたはウドンの玉を乗せ、メリケン粉を溶かしたものをピュ
ッピュッとかける。最後に卵を割ってその上でジューと焼いてできあがる。
【広島焼き】と違うのは、広島焼きが食感としてベタっとした印象なのに対
して、パリッと香ばしく焼かれていること。広島焼きは【おたふくソース】
に代表される甘ったるいソースをかけるのに対して、九条のベタ焼きは【ど
ろソース】と呼ばれる激辛の真っ黒なソースをかけることだ。もちろん自分
では焼けない。(中略)
【ベタ焼き】は今でも大好物で、月に2~3度は食べる。10代~20代の
一時期は週に3回は食べていた。
昔から残っている店でオススメは、【林】と【本田】。【林】は、九条河
原町を南に行くとスーパーがあるので、その北側の筋を東に行き、2本目の
路地を北に行くとある。でも夕方くらいにはすでに閉まっているので注意。
【本田】は、そのスーパーを少し南に行くと左手に墓地があるので、その筋
を東へ、銭湯の隣にある。機会があればぜひ食べに行ってみてください。
【どろソース】も今では一部のスーパーで市販されているし、【べた焼き】
の店もあちこちにできたが、本当に美味い店はごくわずかだ。特に許せない
のは、【べた焼き】のくせにベチャとした普通のお好み焼きのような食感の
ものを出す店だ。ベタ焼きはお好み焼きとは別の食いものなのだ。
お好み焼きはふんわりこんがりした美味しさだが、ベタ焼きはもっと香ば
しいのが美味しい。だから甘いソースは合わないし、マヨネーズなど絶対に
かけないでほしい!』
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