(おこマガ)第59号 ~(家おこ)特集

ジミヘン

2010年01月18日 08:07

おはようございます。ジミヘンです。 
お元気ですか?

先週末のテレビで、日本一の(広島風)お好み焼きを作ろう!
という番組がありました。
結果は、人気店「八昌」の大将が作ったトマトチーズ味のお好み焼き
優勝しましたが、これは”王道”でしたね。
つまり、「ベーコン」「トマト」「チーズ」などは、粉もんによく合う。
和風ピザという感じですね。


私も最近、「お好みピザ」や「変わりお好み」をよく作っています。  
今日はその中でも、かなり美味しかった2品を紹介しましょう。
どうぞ、お楽しみください。


(イタリアンお好み焼き)
  => http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-21.html




(浅草染太郎風のしゅうまい天)
  => http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-22.html







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         関 西 お 好 み 焼 き 総 研 

       関西お好み焼きマガジン (おこマガ)

             第59号 (2010-1-18)

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 皆さん、お元気ですか。ジミヘンです。

このところ寒い日が続いています。
自宅でお好み焼きを焼くには、最適の季節かも知れませんね。


さて、正月に残った「切り餅」を食べている内に、餅が好きになってしまっ
た。昔の餅は固かったが、今の市販の餅は柔らかくて味もすこぶる良いですね。

今回、(家おこ)特集として、餅を使ったお好み焼き2品をご紹介しましょう。

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 ■お好み焼き店紹介 (おこのリターンズ) 
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  双月@大阪・天満

 「自分焼きの店なのに、なんて美味しいんだろう!」
私は、そうつぶやきながら自分が焼いた「豚もちチーズ焼き」をどんどんと
食べ進んだ。今回はちょっと興が乗って、豚玉に「もち」と「チーズ」を足
してみた。

天満のお好み焼き屋と言えば、かつては「菊水」「双月」と路地裏の名店「
千草」が人気を分けていたが、残念ながら「菊水」は店を閉めてしまった。
JR天満駅を降りて、天神橋筋商店街を南へ5分ほど歩くと、「双月」の赤
い看板が見える。店内へ入ると、左右にノレンが下がった半個室がしつらえ
てある所謂”風流お好み焼き屋”風の造りである。昭和30~40年代のお
好み焼き屋は、こういったちょっと秘密めいた色気があったものだ。

私は「豚玉」+「もち」+「チーズ」を注文した。ランチタイムなので、客
がひっきりなしにやって来る。相当な人気店のようだ。
さて、今回は焼き方に工夫をした。作戦としては、「もち」を生地の中に混
ぜ、豚肉は一度鉄板で別焼きにして、生地に乗せる。そして、チーズは最後
にトッピングして、溶けたところをいただく。そういった作戦だ。

生地に相当な粘度があるので、厚さが3センチほどにもなってしまった。あ
わてずにじっくりと焼く。このガマンが、美味しさにつながる。ガマン、ガ
マン! 

【今回食べたお好み焼き】 豚もちチーズ玉 950円
      (豚玉 750円 + もち100円 + チーズ100円)



◇おススメ度 ★★★  (満点は三ッ星)
      ダシの下味がついた生地はもっちりしているが、べたつくよう
      な嫌味はない。中に混ぜた「切り餅」と一体化して、イイ感じ
      だ。
      チーズは、本当なら焼きあがった後、トッピングして、溶かし
      たかったが、フタがないので、一度鉄板で焼いた。しかし、
      期待した以上のおいしさだった。「もちチーズ」はエライ!

      もっちり感いっぱいのお好み焼きを最後まで飽きずに食べられ
      るか心配をしたが、それは全くの杞憂に終わった。
      ぺろりと食べ終わった上に、気持ちの良い爽快感が残った。
      店が勧める「にんにくオイル」も、イタリアン風で面白かった。
      大阪では久々の「三ツ星店」に認定いたします。どうぞ、受け
      取ってください。
    

【お店のデータ】
住所  大阪市北区天神橋3-9-9 
店名  お好み焼き「双月」  
電話  06-6358-4509

ブログでの紹介 => http://okosoken.osakazine.net/e239671.html




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 ■お好み焼きレシピ  (家おこ)
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 ■もちチーズのイタリアンお好み焼き     
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 先日、大阪で食べた「豚もちチーズお好み焼き」が意外な美味しさだった
のを思い出して、作ってみることにした。雑煮用に買った「切りもち」がた
くさん残っている。
今回は、ピザ風にアレンジして、うんとイタリアンにしてみよう。


【材 料】                 ※レシピは1枚分です。

      |生地 ------ 市販お好み焼き粉   100cc
      |       水           60cc
      |       ベーキングパウダー  少々  
      |       かつおダシの素    少々  
      |       塩          少々   
      |   
      |卵        1個                             
      |キャベツ     2枚位

      サラミソーセージ  5㎝
      切りもち      1個(4㎝x6㎝)
      スライスチーズ   2枚
  
       
      ソース ------ 鶴橋風月ソース    大さじ 3
              ケチャップ      大さじ 2
      生ローズマリー 適量
   

【作り方】 

1.最初に生地を作る。ボウルにお好み焼き粉・水・その他を混ぜ、千切りに
 したキャベツと卵1個を加えてざっくりと混ぜ合わせる。
 (このときのキャベツ量:生地量=6:4くらいで‥)
2.フライパンに油を熱し、生地を流し入れて丸く整形する。
 その上に、スライスしたサラミと1センチ角にカットした切りもちを置き、
 更にスライスチーズを細く裂いて乗せる。
 この状態で3分焼き、裏返して(弱火・蓋をして)5分間じっくりと焼い
 てから表に返す。
3.お好み焼きソースとケチャップを適量塗り、飾り用の(ピザ用)チーズを
 のせて1分ほど(蓋をして)焼く。
 表面のチーズが溶ければ、まな板の上で切り分けてから、生ローズマリー
 を散らす。



【レビュー】 ★★★  (満点は三ツ星)

 思いつきで「イタリアンお好み焼き」にしてみたら、驚きの”絶品粉もん”
 になった。
 生地のふわふわ感と、表面を覆うチーズの香り。食べ進むと中から柔らか
 くなった”もち”が顔をのぞかせる。トッピングに(残り物で、半分乾燥
 した)ローズマリーをいたずら心で乗せてみたら、これがすごく合ってい
 た。 めっちゃ、ヴォーノ!! 


 ◆料理の写真 =>
        http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-21.html





 ■浅草しゅうまい天
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 正月用に買った切りもちが残っている。何か面白い使い方はないものか?
冷凍庫をのぞくと、以前作った「餃子のタネ」があった。そうだ、一度チャレ
ンジしたかった浅草・染太郎の「しょうまい天」を焼いてみよう!
(ちなみに「しゅうまい天」とは、焼売の味がする染太郎オリジナルのお好み
焼きのこと)


【材料】                   ※レシピは1枚分です。
       切りもち   2個
       
       生地 ------ 市販お好み焼き粉   100cc
              水           60cc
              ベーキングパウダー  少々  
              かつおダシの素    少々  
              塩          少々          
              卵          1個                             
              餃子のタネ(自家製) 適量
               ※豚ひき肉で可
              玉ねぎ        少々


             

【作り方】

1.切りもち(うさぎもち)は2つにカットして拍子木状のものを4本用意する。
 冷凍の餃子のタネを解凍し、玉ねぎはみじん切りにする。
 ボウルに生地の材料をすべて投入して、よく混ぜ合わせる。
2.フライパンに油を少量熱し、もち4本で囲いを作り、その内側に(お好み焼
 き)生地を流し入れる。
 蓋をして弱火で両面を5~6分焼く。もちがとろんと柔らかくなっていれば、
 取り出して、食べやすく切り分ける。
3.皿に盛り、好みで「だし醤油」を振り、練り辛子を添える。


【レビュー】 ★★☆  (満点は三ツ星)

 初挑戦にしては、大成功だろう。そもそも元祖の「しゅうまい天」は、豚ひ
 き肉と玉ねぎを使うようだ。今回は<餃子のタネ>を使用したので、中華風
 においしくできるのは当然かもしれない。
 それにしても、この「もち」はうまいなあ。大好きになった。


 ◆料理の写真 =>
        http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-22.html




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【編集長】 関西お好み焼き総合研究所代表
      ジミヘン   jimihen@a-net.email.ne.jp
 ホームページ(ブログ)
             http://okosoken.osakazine.net/

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