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■お好み焼き店紹介 (おこのリターンズ)
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双月@大阪・天満
「自分焼きの店なのに、なんて美味しいんだろう!」
私は、そうつぶやきながら自分が焼いた「豚もちチーズ焼き」をどんどんと
食べ進んだ。今回はちょっと興が乗って、豚玉に「もち」と「チーズ」を足
してみた。
天満のお好み焼き屋と言えば、かつては「菊水」「双月」と路地裏の名店「
千草」が人気を分けていたが、残念ながら「菊水」は店を閉めてしまった。
JR天満駅を降りて、天神橋筋商店街を南へ5分ほど歩くと、「双月」の赤
い看板が見える。店内へ入ると、左右にノレンが下がった半個室がしつらえ
てある所謂”風流お好み焼き屋”風の造りである。昭和30~40年代のお
好み焼き屋は、こういったちょっと秘密めいた色気があったものだ。
私は「豚玉」+「もち」+「チーズ」を注文した。ランチタイムなので、客
がひっきりなしにやって来る。相当な人気店のようだ。
さて、今回は焼き方に工夫をした。作戦としては、「もち」を生地の中に混
ぜ、豚肉は一度鉄板で別焼きにして、生地に乗せる。そして、チーズは最後
にトッピングして、溶けたところをいただく。そういった作戦だ。
生地に相当な粘度があるので、厚さが3センチほどにもなってしまった。あ
わてずにじっくりと焼く。このガマンが、美味しさにつながる。ガマン、ガ
マン!
【今回食べたお好み焼き】 豚もちチーズ玉 950円
(豚玉 750円 + もち100円 + チーズ100円)
◇おススメ度 ★★★ (満点は三ッ星)
ダシの下味がついた生地はもっちりしているが、べたつくよう
な嫌味はない。中に混ぜた「切り餅」と一体化して、イイ感じ
だ。
チーズは、本当なら焼きあがった後、トッピングして、溶かし
たかったが、フタがないので、一度鉄板で焼いた。しかし、
期待した以上のおいしさだった。「もちチーズ」はエライ!
もっちり感いっぱいのお好み焼きを最後まで飽きずに食べられ
るか心配をしたが、それは全くの杞憂に終わった。
ぺろりと食べ終わった上に、気持ちの良い爽快感が残った。
店が勧める「にんにくオイル」も、イタリアン風で面白かった。
大阪では久々の「三ツ星店」に認定いたします。どうぞ、受け
取ってください。
【お店のデータ】
住所 大阪市北区天神橋3-9-9
店名 お好み焼き「双月」
電話 06-6358-4509
ブログでの紹介 =>
http://okosoken.osakazine.net/e239671.html
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■お好み焼きレシピ (家おこ)
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■もちチーズのイタリアンお好み焼き
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先日、大阪で食べた「豚もちチーズお好み焼き」が意外な美味しさだった
のを思い出して、作ってみることにした。雑煮用に買った「切りもち」がた
くさん残っている。
今回は、ピザ風にアレンジして、うんとイタリアンにしてみよう。
【材 料】 ※レシピは1枚分です。
|生地 ------ 市販お好み焼き粉 100cc
| 水 60cc
| ベーキングパウダー 少々
| かつおダシの素 少々
| 塩 少々
|
|卵 1個
|キャベツ 2枚位
サラミソーセージ 5㎝
切りもち 1個(4㎝x6㎝)
スライスチーズ 2枚
ソース ------ 鶴橋風月ソース 大さじ 3
ケチャップ 大さじ 2
生ローズマリー 適量
【作り方】
1.最初に生地を作る。ボウルにお好み焼き粉・水・その他を混ぜ、千切りに
したキャベツと卵1個を加えてざっくりと混ぜ合わせる。
(このときのキャベツ量:生地量=6:4くらいで‥)
2.フライパンに油を熱し、生地を流し入れて丸く整形する。
その上に、スライスしたサラミと1センチ角にカットした切りもちを置き、
更にスライスチーズを細く裂いて乗せる。
この状態で3分焼き、裏返して(弱火・蓋をして)5分間じっくりと焼い
てから表に返す。
3.お好み焼きソースとケチャップを適量塗り、飾り用の(ピザ用)チーズを
のせて1分ほど(蓋をして)焼く。
表面のチーズが溶ければ、まな板の上で切り分けてから、生ローズマリー
を散らす。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ツ星)
思いつきで「イタリアンお好み焼き」にしてみたら、驚きの”絶品粉もん”
になった。
生地のふわふわ感と、表面を覆うチーズの香り。食べ進むと中から柔らか
くなった”もち”が顔をのぞかせる。トッピングに(残り物で、半分乾燥
した)ローズマリーをいたずら心で乗せてみたら、これがすごく合ってい
た。 めっちゃ、ヴォーノ!!
◆料理の写真 =>
http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-21.html
■浅草しゅうまい天
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正月用に買った切りもちが残っている。何か面白い使い方はないものか?
冷凍庫をのぞくと、以前作った「餃子のタネ」があった。そうだ、一度チャレ
ンジしたかった浅草・染太郎の「しょうまい天」を焼いてみよう!
(ちなみに「しゅうまい天」とは、焼売の味がする染太郎オリジナルのお好み
焼きのこと)
【材料】 ※レシピは1枚分です。
切りもち 2個
生地 ------ 市販お好み焼き粉 100cc
水 60cc
ベーキングパウダー 少々
かつおダシの素 少々
塩 少々
卵 1個
餃子のタネ(自家製) 適量
※豚ひき肉で可
玉ねぎ 少々
【作り方】
1.切りもち(うさぎもち)は2つにカットして拍子木状のものを4本用意する。
冷凍の餃子のタネを解凍し、玉ねぎはみじん切りにする。
ボウルに生地の材料をすべて投入して、よく混ぜ合わせる。
2.フライパンに油を少量熱し、もち4本で囲いを作り、その内側に(お好み焼
き)生地を流し入れる。
蓋をして弱火で両面を5~6分焼く。もちがとろんと柔らかくなっていれば、
取り出して、食べやすく切り分ける。
3.皿に盛り、好みで「だし醤油」を振り、練り辛子を添える。
【レビュー】 ★★☆ (満点は三ツ星)
初挑戦にしては、大成功だろう。そもそも元祖の「しゅうまい天」は、豚ひ
き肉と玉ねぎを使うようだ。今回は<餃子のタネ>を使用したので、中華風
においしくできるのは当然かもしれない。
それにしても、この「もち」はうまいなあ。大好きになった。
◆料理の写真 =>
http://jimihen3.blog88.fc2.com/blog-entry-22.html
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【編集長】 関西お好み焼き総合研究所代表
ジミヘン jimihen@a-net.email.ne.jp
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