おこのミシュラン 40店目
(「ひかりや」のそばめし)
「
そばめし」が旨いと評判の店へ出かけた。場所は三宮からひとつ大阪寄
りの阪急春日野道駅の高架下にある。改札口を出て、目の前に店はあった。
店内へ入ると、左側に焼き手の鉄板があり、右側に鉄板のボックス席が6つ
ほどある。私は早速、「そばめし」を注文すると、店員は「
やきめし、ひと
つ!」とオーダーを通した。やはり噂は本当だった。壁のメニューを見ると、
「そばめし」の文字はなく、「やきめし 800円」の表示があった。
作り方を見てみる。
1.鉄板で豚肉とキャベツを炒めてから、中華そばと白いご飯をのせ、無造作
に味の素(?)とソースをぶっかけてからテコで混ぜ出した。
「トントントントン、トントントントン、トントントントン、・・・」
2.丁度、
川崎大師の飴切りの”トントコトントコ”という音を思い出してし
まった。実にリズミカルにテコを動かす。大量のそばとご飯をカットしな
がら混ぜ合わせ、こね合わせる。その音は2分間ほども店内に響いた。
3.やがて、目の前に「やきめし」がやってきた。私は粉かつおと青のりを振
って、テコで食べはじめる。
【今回食べたお好み焼き】 そばめし(やきめし) 800円
■生地 柔らかい上質の豚薄切り肉と細かいざく切りキャベツ。
■トッピング 粉かつおと青のりを最後にトッピング。
■味 最初に一口含んだとき「これはオレ好みの味だ!」と思った。
実にうまい。シンプルな料理だから、ソースの味に支配され
るのかもしれない。そして、しっとりしているからテコです
くって食べることができる。
■ソース 焼き手の傍に「
プリンセスとんかつソース」の瓶が置いてあ
ったので、多分これを使っているのだろう。長田の地ソース
「ばらソース」に味が少し似ていると感じた。
■店の雰囲気 近所のおっちゃん、おばちゃんに愛される地元密着店。
■コスパ ボリュームがあるので、こんなものか? 個人的には、もう
少し量を減らして、安くしてほしい。
◇総合評価
★★ (満点は三ッ星)
「そばめし」を店で食べるのは長田区の「青森」以来である。
なかなか食べる機会の少ない”合体粉もん料理”だ。
結果は予想を上回る美味しさだった。量があるので完食できる
か心配したが、最後まで飽きずに食べることができた。
使われている「プリンセスソース」は、この駅からひとつ大阪
寄りの「王子公園駅」近くの高架下にある工場で作られている。
相当に実力のある地ソースである。
今回の「そばめし」で、やや難があるとすれば、味を付け過ぎ
ているので、後味が少し悪かったことだ。
しかしながら、これが「ひかりや伝統のやきめしの味」である。
熱心なファンのためにいつまでも焼き続けてください。
最後に、一句。
「そばめしを 焼くテコの音(おと) 高架下」 ジミヘン
【お店のデータ】
住所 神戸市中央区琴ノ緒町4-1-399
店名 お好みハウス「ひかりや」
電話 078-231-6947
(店の外観)
(トントントントン、トントントントン、・・・)
(やきめしが、やって来た)