お好み焼「ボナンザ」@姫路市

ジミヘン

2014年04月23日 07:56

   


 今まさに「軍師官兵衛」で沸いている姫路へ出かけてみることにした。
駅を降りると、城へ向かって「ひめじ官兵衛」の幟が連なり、なるほど官兵衛一色
であった。
駅近くにある「ボナンザ」でランチを取ることにした。加古川で単身赴任をしていた
ときに、姫路へは頻繁に足を運んだが、ついにこの店のお好み焼きを食べること
はなかった。
その理由を考えるに、「駅に近すぎる」「姫路には寿司・とんかつ・エスニック料理
などの名店があった」「ボナンザという喫茶店風の店名がひっかかる」などであろ
うか?


        (「ボナンザ」は、駅近くのビルの2階にある)
       
       


この店は、あのギャル曽根が通って(たらふく)食べていたという伝説のお好み焼
き店でもある。店内はウッディーな雰囲気で、思ったよりもオオバコの店である。
メニューの中から店のおススメである「ギャル曽根さんお気に入りのにくてん焼き
(豚・いも・W玉子)
」と瓶ビールを注文した。



 


ビールを舐めながら待つことしばし、何だかオムレツ風のものが運ばれてきた。
とろとろ玉子の上に少しソースがかかっているが、私は辛いソースを足し、かつお
粉と青のりを振った。


   


テコで切り分けようとしたが、ベリートロトロの生地である。姫路には「ぐじゃ焼き」や
どろ焼き」といった加水率が超高いお好み焼きがあるが、その流れを汲んでいる
のだとすぐに直感した。


   


W玉子とは、生地にも卵を入れ、更に表面に卵をかぶせるというゼイタクな仕様らし
い。もちろん味わいは良いが、余りの柔さにため息が出る。
しかし、じゃがいもが良い仕事をしている。これに”スジコン”と”溶けるチーズ”でも
加わればサイコーなんだが・・。


   


この店の「にくてん」は、素朴な「高砂にくてん」を姫路風にアレンジした一品だった。
どちらかと云えば、私は”高砂にくてん”の方が好みだナ。
ギャル曽根ちゃんゴメンナサイ。




   


    ◇お好み焼 「ボナンザ」
       姫路市駅前町251 

            
         にくてん焼    870円+税
         ビール中瓶   500円+税












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