お好み焼き 「味乃家」@大阪・難波

ジミヘン

2014年01月15日 07:55


   


 今は亡き喜劇役者・藤山寛美が足しげく通ったというお好み焼き屋「味乃
家(あじのや)
」さんを初訪問。
NHKテレビ「サラメシ」で紹介されたこの店のお好み焼きはふっくらしてとて
も美味そうだった。


           


広い店内にたくさんの鉄板テーブルが並び、壁には芸能人の色紙が至る所
に張ってある。とりあえずの「豚玉」と生ビールを注文した。
ここは店のスタッフが最初から最後まで責任をもって焼いてくれる客前での
”店焼き店”
だ。鶴橋風月と同様のスタイル。

元気のよいお姉さんの焼き方を観察する。
1)鉄板に油を引き、そこに豚バラ肉を3枚並べる。
  金属カップの生地とキャベツを混ぜ始めるが、大量にキャベツを鉄板上に
  落とす。これは意識的にやっているようだ。


   


2)混ぜた生地の半分を豚肉の上に流し、その上に(こぼれた)生キャベツを
  乗せ
、更に残りの生地を重ねた。
  「面白い焼き方やね・・」と、思わず口にすると、お姉さんはニッコリとほほ
  笑んだ。この状態で7~8分間焼く。


       


3)文庫本を読んでいるとお姉さんがやって来て、表にひっくり返し、「もう一
  度返しに来ますからね」と言い残して去っていく。
  7~8分焼いてから、更にひっくり返し3分間ほど焼き、いよいよ・・。


       


4)表に返して、ソース>マヨ>辛子>ソースを塗り、出来上がりだ。
  私は花かつおと青のりを振った。



   


フワフワなのは充分予想できたが、思った以上に”スフレみたいなキャベツ
焼き
”だった。如何せん、キャベツの歯ごたえや具材の主張がないので、何
だか頼りない。
焼きそばでも注文して交互に食べれば、よいのかもしれない。
ごちそうさまでした。


       



あるフレーズが頭に浮かんだ。 「過ぎたるは及ばざるが・・・・」




   


    ◇お好み焼き 「味乃家」
        大阪市中央区難波1-7-16
            
          豚玉         810円
          生ビール(中)    530円













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